
■アクセス
東京メトロ日比谷線・中目黒駅より徒歩10分
■訪問回数
初めて
■用途
友人とディナー
■概要
中目黒駅と池尻大橋駅の中間ほどに位置するお寿司屋さん。
大将自らが市場に出向いて食材を選ぶことで、優れたネタを安価に提供出来るようです。
食材だけでなく、内装に使う資材も国産にこだわり、空間作りにも力を入れているお店となります。
■メニュー
ディナーメニューは大将が握るコース(25,300円)と、二番手コース(22,000円)の2つのみ。
月曜は二番手の方が握る日になっており、曜日に応じてコースが変動します。
今回は大将のコースにお邪魔し、下記のお料理を頂きました。
・煮蛸
・姫サザエ
・蕪
・平目
・筋子と鱈の白子
・柳葉魚の唐揚げ
・梭子魚
・煮蛤
・赤身
・甘鯛
・鰻
・木の子のお浸し
・海老
・中トロ
・平貝
・土瓶蒸し
・鮑
・肝ソース
・墨烏賊
・鯵
・鮎の甘露煮
・小肌
・穴子
■感想
中目黒に住む友人と食事に行くことになり、近隣で以前から気になっていたこちらのお寿司屋さんを予約。
食べログ百名店に選出されるなど、高い評価を得ているお店であり、期待して訪問しました。
コースは全体的にボリュームがあり、自分も友人も比較的食べる量が多い方なのですが、それでも満腹になるほどの内容です。
こちらのお店を語る上で外せないのが、スペシャリテである鮑。
丁寧な仕事が為された柔らかい鮑を肝ソースで頂いた後、余ったソースに雲丹とシャリを追加するという、他のお寿司屋さんでは味わえない逸品となります。
雲丹の甘みと肝ソースのコクが喧嘩するかと思いきや、お互いの長所を活かしながら相乗効果を生み出しており、思わず笑みが溢れるような美味しさです。
握りの中で印象に残るのは、終盤に登場した小肌。
ネタを締めすぎずに敢えて生のニュアンスを残し、端正な味わいの奥にしっとりとした旨味が感じられる、お見事な握りです。
その他にも梭子魚や甘鯛など、白身が全体的に美味しい印象を受けました。
比較的予約も取りやすく、ちょっと贅沢をしたい時にはぴったりのお店です。
ご馳走様でした。