
昆布水つけ麺大盛(1,400円)。
もう10数年の付き合いになるこちら。
いまだに不定期で訪れていますが、かつては中華そばのみ、現在でも生姜醤油ばかりで、リニューアルでつけ麺が昆布水に変わっていたことにすら気づいていませんでした。
麺は多加水平打ち中太麺。維新の自家製麺だと思われますが、手揉みがなくストレートなのでツルツルと入ってきます。
茹で加減が絶妙で、歯ごたえがありつつ、中がもっちりとしてどこかアルデンテのフェットチーネパスタを感じさせます。
昆布水は粘度は低めでサラッとしたタイプ。味付けは薄めですが、そのまま食べても美味しかったです。
つけ汁は通常の他に蕎麦つゆが付いてくるのが珍しい。
通常のつけ汁は鶏ベースの醤油清湯。シンプルですが、コクがあり、飽きさせない旨さがあります。
蕎麦つゆもしっかり鰹節の味を感じる美味しいつゆでした。通常のつけ汁に少しだけ蕎麦つゆを混ぜると、また少し複雑な味になってよかったです。
具は別皿で厚めのレアチャーシュー2枚と穂先メンマ2本。ライムとちょびっとだけ生姜が付いていました。チャーシューは相変わらず旨い。穂先メンマも相変わらずいい感じ。
生姜はつけ汁に入れてしまいましたが、ひょっとすると麺に少し付けて食べるのが良かったのかも。
ライムは麺に絞ると爽やかですっきりと食べられました。
調味料は黒胡椒、一味、生姜。
大好きな生姜はたっぷりつけ汁に入れさせてもらいました。
特筆はスープ割。鶏スープが湯筒に入って出てきます。しっかりした味わいで、そのまま飲んでも美味しい。つけ汁ごやや濃いめの味付けなので、昆布水とこの割スープを入れると、旨くないわけがない。いくらでも飲めてしまいます。
昔の柚子塩つけ麺は何度か食べてきましたが、これはこれで別の良さがあり、美味しかったです。
こちらの維新商店、限定メニューこそありませんが、実はいろいろチャレンジメニューを出しているんですよね。短期間、煮干しを出したこともありましたし、コロナ期間は油そばをやったこともありました。
目黒の #維新 が閉店したいま、長崎さんの次のチャレンジが楽しみです。
ご馳走さまでした。