こうてい麺 大ちゃん

こうていめん だいちゃん
予算
～2000円
営業時間外
最寄駅
大阪メトロ御堂筋線 ／ 心斎橋駅 徒歩6分（430m）
ジャンル
ラーメン 餃子 つけ麺 居酒屋 塩ラーメン
定休日
毎週日曜日
06-6213-4488

超あっさりで上品な口あたりな絶品塩ラーメンのお店。 ◆こんなお店 心斎橋は周防町筋から畳屋町筋を南に下ってすぐの路地裏。ひっそり佇む隠れ家的な雰囲気が漂う『こうてい麺大ちゃん』は、飲み屋街のお客さん御用達の知る人ぞ知る名店です。 店主の大ちゃんは、元新大阪にある某ホテルの中華料理のシェフで、その後独立。中華料理の師匠に学んだ漢の皇帝が好んだという麺を再現しようと「こうてい麺」という屋号をつけてラーメン屋さんを開業し、この地で10数年営業しています。 夜6時から深夜2時くらいまで営業（昔は翌朝6時まで）しているため、近くの飲み屋さんの帰りに立ち寄って、名物の〆のあっさりした塩ラーメンと醤油ラーメンを求めるお客さんが多いそうです。もちろんシラフのお客さんも大丈夫です。 ◆ディナータイム実食レポ（税込） ・塩ラーメン　チャーシュー入り：980円 ・味玉：+150円 ・焼ギョーザ：400円 ・生ビール：500円 お店は、昭和時代の居酒屋さんのような佇まいで、カウンター8席のみ。お相撲さんの常連客が多いとあって、大阪の大相撲春場所に毎年「大入り袋」をいただいては千社札のように上壁に貼ってあるのもええ感じです。 ラーメンができる間に、まずは焼ギョーザと生ビールを飲みながら、BGMの無い隠れ家でくつろぎます。そして出てきた白い湾曲した器には、ほんのり檸檬色をした透明なスープには、水菜と青ねぎとのコントラストが美しい。玉子は煮玉子ではなく、味玉子なのでスープと同調し馴染んでいます。 チャーシューは、小ぶりなバラ肉が7枚キレイに重ねられています。大将の盛り付けに対するセンスがスープと同様にキラッと光ります。麺は全粒粉入りの中ストレート麺。製麺所の特注した麺で手揉み風でしっかりとスープと絡んできます。 一口目から超あっさりな上品な口あたりが口のなかをに広がります。スープは鶏ガラをベースに、香味油を適度に加えた塩味。なぜ透明なのかと聞くと、鶏ガラを煮込んだ後、透明な上澄みのスープだけをすくうとこのように上品でオイリーな味わいが生まれるそうです。 大ちゃんが言うには、同じブランド銘柄の鶏でも、人間と同じく性格も個性も違うから毎日同じスープとは限らないだとか。チャーシューでも大ぶりや小ぶりに限らず、その日一番美味しい旨味を持たせるチャーシューにして提供するのが信条で、その丁寧さが味にも表れていました。 ◆お店の雰囲気・特長 店を入った途端、初対面の私でも一見コワモテな感じを受けた大将の大ちゃんも、2011年の東日本大震災のあった3月に脳腫瘍の大手術を2回受けた後、厳しいリハビリを克服し復活。今でも片耳が聞こえず手先も痺れがひかないとあって、BGMもないのもそのせいなんだとか。 生死を賭けた大手術の後、人生観も変わって、このラーメンのレシピもきちんと文書化し、麺は製麺所に事細かく、スープもベースを自分が作ったあと、後の工程は信頼できる業者に委託し調達し提供してもらっているとのこと。 以前は、翌朝まで営業していたもののこのご時世、終電が終わっても酔客も激減しているようで、午前2時くらいまでにし、日曜日は完全に定休日にして休養をとっているそうです。 喋ると人なつっこくて苦労人で気のやさしい大ちゃん！これからもこの絶品な塩ラーメンや醤油ラーメンをたくさんの方々に提供できるよう、細く長く体調管理に気をつけて営業してもらいたいもんです。再訪間違いなし！のミナミの隠れ家ラーメン店でした。

野添 裕幸さんの行ったお店

こうてい麺 大ちゃんの店舗情報

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予約・問い合わせ 06-6213-4488
ジャンル
  • ラーメン
  • 餃子
  • つけ麺
  • 居酒屋
  • 塩ラーメン
営業時間
定休日
予算
ランチ
営業時間外
ディナー
～2000円
クレジットカード
  • Amex
QRコード決済
  • PayPay

住所 修正依頼

住所
大阪府大阪市中央区心斎橋筋２-１-３ 大きな地図をみる
アクセス 
                                        ■駅からのアクセス                        
                大阪メトロ御堂筋線 ／ 心斎橋駅 徒歩6分（430m）
大阪メトロ堺筋線 ／ 長堀橋駅 徒歩8分（590m）
近鉄難波線 ／ 大阪難波駅 徒歩8分（600m）

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席数

8席
カウンター 有

（カウンター席のみ）

個室 無

06-6213-4488