No.0608【藤原来々軒/佐伯市鶴岡町】 (`Д´){フジワラライライケン!!) とうとう佐伯ラーメンの話をする時が来た。感無量だ(嬉) 先日の東京ラーメンショーでも選抜出場しここ数年で知名度が上がってきた「佐伯ラーメン」。一言で言えばワイルド。その特徴は、濃厚な醤油豚骨・強い塩分・高濃度の油・加水率の高いモチモチの麺・強いニンニク(パウダー)の香りである。そのルーツは現在は閉店した「上海」にあるという。 大分県のラーメンは現在でもそうであるが九州の他県と異なり「大分ラーメン」と呼ばれるような特徴を持つものは無い。元々は日田経由の久留米ラーメンの流れだったからだという。北部の中津の「宝来軒」の系統は博多ラーメンがベースだ。 南部に位置する佐伯について。大分県の歴史を紐解けば、小藩分立の中…こちらは佐伯藩が治めていた。周辺は山々に囲まれ耕地は少なく、天然のリアス式海岸が寄港地として産業の中心になった。そして独自の文化が発達していった。ガラパゴス的に「佐伯ラーメン」が進化してきたのはこういう素地があるからだろう。(2008年に佐伯ICが開通するまでは正に陸の孤島だった) 私が初めて「佐伯ラーメン」に出会ったのは15年程前だ。度肝を抜かれた。上記の特徴通りのものでハマりまくった。当時は泊まり出張の場所だったので佐伯中を回った(笑) おっと前置きが長くなり過ぎた。 今回は佐伯が誇る創業45年オーバーの老舗名店の『藤原来々軒』さん。外観も素敵ね。キャパはカウンター8席のみ。外まで激しい獣臭が漂う。今回は基本の… ■ラーメン(600円) コレだよコレ。あらゆる部位の豚骨を長時間丁寧に炊き上げた白濁した出汁。醤油ダレが加わるとほんのりと褐色を帯びる。粘度を感じるようなスープだ。表面に浮かぶギトギトした油。ニンニク(パウダー)の香りが食欲に火を付ける。 麺はストレートの中太。ノーマルでも量は多い。加水率の高さがわかるプルンとした食感。デフォルトはけっこう緩い硬さだが、やっぱしこの麺じゃないといけない。 ☆☆☆☆☆ さすがに美味いわ。一口でKOされたバイ。後はズビズバと一心不乱に啜るのみだ。客も引っ切り無しに現れてはローテーションされていく。人気やね。 また来るけん。 (・0・){佐伯ラーメンの老舗名店の洗礼を受けてみろ!!) ラーメン 佐伯ラーメン 佐伯市 大分県
西田 貴さんの行ったお店
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博多祇園 鉄なべ
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