
前菜だけでテーブルが埋め尽くされる、圧巻の中国前菜盛り合わせが名物の創作中国料理店。 日本人シェフと台湾出身の奥様が営み、中国各地の料理や食文化をベースにしながら、現地のエッセンスと日本の食材を融合させた料理を提供している。 場所は西荻窪駅北口から徒歩5分ほど。 落ち着いた住宅街の一角にあり、店内はリラックスして過ごせるアットホームな雰囲気。 ワインセラーにはナチュールワインを中心に多彩なボトルが並び、中国料理とのペアリングも楽しめる。 ───── グルメ仲間に予約していただき、4人でディナーを楽しむ。 〇 ドラゴンハイボール 680円 乾杯は中国らしく、すっきりとした飲み口のドラゴンハイボールで。 以降はワインセラーから好みのワインを選び、料理に合わせながらゆっくりと楽しむ。 [選んだワイン] 〇 Gatto Arancio Orange Wine 7,800円 〇 Mas de Janiny Sauvignon Vermentino 2024 5,800円 ▪️前菜おまかせ盛り合わせ 2,680円(1人前・要予約、2人前〜) ・牛ハチノスとセロリの和え物 ・パクチーピータン ・揚げ茄子のにんにくソースかけ ・トマトとプルーンの梅粉かけ ・くらげの中華風ソースかけ ・そら豆の茴香煮 ・豚耳の酢漬け ・ピーナッツの香料煮 ・ワカサギの甘辛煮 ・苦瓜と蕪の酢漬け ・バイ貝のバラ酒漬け ・よだれ鶏 ・海老の甘辛炒め ・クルミの飴炊き ・サワラの潮州煮 ・牛すね肉の辛味ソースかけ ・特製叉焼の蜂蜜かけ ・生湯葉の生唐辛子かけ まず驚かされるのは、その圧倒的なスケール。 次から次へと前菜が運ばれ、あっという間にテーブルいっぱいに料理が並んでいく。 全18種類という品数もさることながら、一品一品がしっかりとした量で提供されるため、前菜だけとは思えないほどの満足感。 辛味、酸味、甘味、香り、食感と、それぞれが異なる個性を持ちながらも最後まで飽きることがなく、中国各地の食文化を少しずつ旅しているような楽しさがある。 中でも印象的だったのは、柔らかな牛すね肉の辛味ソース、香ばしく甘みをまとった特製叉焼、爽やかな香りが広がるパクチーピータン。 定番から珍しい料理まで幅広く楽しめ、どこから箸を付けるか迷う時間さえ楽しい。 すべて食べ終える頃には、前菜だけとは思えないほどの満腹感。 まるで前菜だけでひとつのコースが完結してしまったかのような充実ぶりだった。 ───── 前菜だけでここまで満足感を得られる店は、なかなか出会えない。 テーブルいっぱいに並ぶ色鮮やかな前菜は圧巻で、一皿ごとに異なる味わいを楽しみながら、中国各地の食文化に触れられるような面白さがある。 日本人シェフと台湾出身の奥様による温かな接客も心地良く、終始リラックスして食事を楽しめた。 今回は前菜を中心に堪能したが、次回は評判の温かい料理も味わってみたい。