店主の近藤さんが揚げてくださるカウンターとそうでない席がある、両者では味が全然違うと聞いたことがあったので、近藤さんの席が空いている日を選んで予約した。 席に着くと、美しくディスプレイされた、生き生きした素材が並んでいてテンションが上がる♪下ごしらえと、揚げた後の調理は数人の料理人の方々で実施され、近藤さんは揚げることに注力していた。 全体的に、てんぷらにすることで素材の甘みが濃く凝縮されていると思った。これこそがよく言われていている「素材のうまみを引き出す」技術であり、天ぷらの醍醐味なのかもしれない。(てんぷらに正直あまり興味がなく、コースをいただいたのは初めて。)それぞれの素材によって揚げ方、衣のつけ方を変えていくのも絶妙。 もはや人間国宝とも言うべき、素晴らしい技術なのではと感嘆する。謙虚な方なのか、揚げ終わってからは自ら下げ膳されていた。そのときのちょっとおぼつかない手つきと(おそらくご高齢)、天ぷらを揚げているときの迷いのない洗練された手つきが非常に対照的で、一流のプロってこういうものなのかなと思った。 どの天ぷらも素材の中まで熱がしっかり通っていてとても熱く、猫舌の私にはきつかった。冷めるまで待っていると衣の状態が激変してしまいそうなので、わりとすぐ口に入れていていたら、最終的にはやけどした。天ぷらってこういうものなのだろうか。だとしたら残念ながら私には合わない食べ物。 大きな鍋が2つあり、1つから具材を取り出してもう一方に入れたりしていたので、おそらく両者は温度が違うのだと思う。太白胡麻油とかかれたドラム缶で、油が数回鍋に惜しげもなく投入されていた。油だけでもかなりのコストなのではと推察する。 ランチは6500円と8500円のコースがある。違いは、8500円だとコゴミとかき揚げが追加、最後が白米ではなく、天茶、天丼などから選べる。 私は6500円のコースに、スペシャリテと聞いているさつまいもの天ぷらをプラス。周りの人は8500円のコースだった。両コース、上記以外は同じ素材なのだがいずれにおいても、私には周りの人たちと比べて一番小さなものが供された。 調味料は塩、レモン、天つゆ、しょうゆ、大根おろし。店からの指示は特にないのでお好みでいただく。何もつけないでいただくのが、素材の甘みがダイレクトに味わえて一番良いように思った。 ☆8大根おろしはふわっふわでえぐみゼロのおいしいものだったし、無くなったとたん、新しいものに変えてくださった。
Kayo Kadonoさんの行ったお店
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欧風カレー ボンディ 神保町本店
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六厘舎 東京ラーメンストリート
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うどん 山長
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銀座 朧月
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麺屋 ひょっとこ 交通会館店
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焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店
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香妃園
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生粋
末広町駅 / 焼肉
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東京駅 斑鳩
東京駅 / ラーメン
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自家製麺 伊藤
赤羽駅 / ラーメン
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四川担担麺 阿吽 湯島店
湯島駅 / 担々麺
- ~1000円
- ~1000円
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セントル ザ・ベーカリー
銀座一丁目駅 / パン屋
- ~2000円
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麺や 佐市
錦糸町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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出町ふたば
出町柳駅 / 和菓子
- ~1000円
- 営業時間外
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麻布 川上庵
麻布十番駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~6000円
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トラットリア・築地パラディーゾ
築地市場駅 / イタリア料理
- ~2000円
- ~8000円
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らぁ麺 はやし田 新宿店
新宿三丁目駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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まんてん鮨 丸の内
東京駅 / 寿司
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- ~8000円