銀座線沿線の鰻屋放浪記! 溜池山王(G06)で降りて、赤坂方面にちょっと歩いて直ぐのところにある。 大正12年創業の老舗「赤坂 富貴貫」、屋号は先代が修業した岐阜の料亭から頂いたもので、「高貴であり、それを貫く」という意味を持ち、如何なる事があっても良いものを提供し続けるという強いメッセージが込められているという。都内には、神楽坂、新宿、大阪の心斎橋にも店舗があるようです。 やっぱり夏は「うなぎ」と思って、出先からランチで訪問。お得なランチメニューもありましたが、悔いのないように肝吸いの付く「うな重 松」をお願いしました。うな重を食べる時には、何故だか悔いのないようにと、"最後の晩餐"かの如く心の中での葛藤が多少ある。 ♫ 松の木ばかりがまつじゃない 時計を見ながら ただひとり 今か今かと 気をもんで あなたを待つのも まつのうち ♫ 待つ事暫し、今か今かと気をもんで、松のあなたとご対面です。やはり、うな重は、お重の蓋をあける瞬間が一番ワクワクします。 香ばしく良い色に焼けたうなぎとご対面、中はふわふわとろとろでとても美味しい。ご飯の炊き方もかためでよく、うなぎを載せたまま崩れずに箸で持つ事ができる。たれは、どちらかと言うと甘さ控え目、うなぎ本来の風味の邪魔にならない上品な味でした。肝吸いも火傷しそうなくらい熱々でとてもグッド、お漬物もとても美味しかった。綺麗な緑色の山椒は、舌に付くと痺れるくらい強烈でしたが、これも旨し!欲を言えば、ご飯が見えないくらいうなぎの表面積があれば良かったが、特上でないと無理ですかね?ランチ訪問のため、肝焼きとビールは封印です。 ビルの1階、店内とても綺麗なお店です。地下にも席があるようでした。銀座線沿線の鰻屋放浪記もこれでやっと9/19となりました。 とても美味しいうな重、ご馳走様でした! 大正12年創業の老舗鰻屋 鰻屋放浪記NO.14 溜池山王(G06)鰻屋
