鹿児島ラーメンの代表格の老舗。まずはここで一杯! 鹿児島県人は知らない人がいないくらい有名な「ざぼんラーメン」。創業が昭和27年(1952年)と今年で62年という老舗です。 ところでその「ざぼん」とは「文旦(ブンタン)」別名「ボンタン」という果実の名称で、安永元年(1772年)鹿児島県阿久根市に唐船の船長 謝文旦氏が伝えたことから「文旦」という名が付いたとか。ポルトガル語で「ZAMBOA(ざんぼぁ)」と呼ばれ、これがざぼんの語源だと伝えられているそうです。創業時の敷地にざぼんの樹が植えられていたからとか、鹿児島を代表する作物の名前だから、などなどいろんな諸説がありますが、ラーメンにその柑橘類の「ざぼん」は入っていません(笑) 現在、九州新幹線の終点である鹿児島中央駅は、かつて「西鹿児島駅」通称「西駅」と呼ばれていて、ざぼんラーメンも西鹿児島駅構内食堂で営業していた人気店でした。それが現在は、鹿児島中央駅の2階にある「フレスタ鹿児島」で営業しています。 今回食べたのは「元祖桜島チャーシューメン」1,000円(税込)。キャベツ、もやし、ネギ、揚げネギ、メンマ、キクラゲ、チャーシューと7種類の具がたっぷり入ったラーメンで、チャーシューがてんこもり。 あっさり風味の醤油とんこつスープに、野菜の自然な甘みがマッチして、創業当時から変わらないやさしく、懐かしさを感じる味わいが口に広がります。なんでも黒豚の頭の骨だけを使ってスープを作っているとか。それも茹でた後にわざわざ洗ってから煮込んでダシを取っているので、豚骨の臭みは全くなく、あっさりと美味しいはずです。 卓上には桜島大根の漬物があり、自由に小皿にとっていただけるのも、鹿児島ラーメン独自の特徴。ラーメンが来る前にどんどん箸が進み、小腹を満たし過ぎるのはご愛嬌です(笑) 昔、西駅で食べた味をまた思い出した一杯。しっかりしたコクのある醤油だれが底の方に沈みがちなので、よくかき混ぜて食べました。やっぱり、鹿児島ラーメンではここが一番好きかな(^^ゞ
野添 裕幸さんの行ったお店
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八重勝
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ラーメン小金太
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一芳亭 本店
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世界一暇なラーメン屋
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明治軒
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梅田 釜たけうどん 新梅田食道街
大阪駅 / うどん
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らーめんstyle JUNK STORY
谷町九丁目駅 / ラーメン
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麺屋 丈六 なんば店
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ストライク軒
天神橋筋六丁目駅 / ラーメン
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