薩摩郷土料理の老舗「吾愛人」。 「吾愛人」と書いて「わかな」。昭和21年(1946年)創業の老舗で、当初は「若竹」の屋号で営業。やがて昭和37年(1962年)に、二代目と親交のあった児童文学者、椋鳩十氏に命名され「吾愛人」へ改名し今日に至っているという鹿児島の名店です。 「愛人」(かな)とは、鹿児島の南に位置する奄美大島の方言で、「愛しい人」 「大切な人」という意味。幕末の偉人、西郷隆盛が奄美大島で共にした妻は「愛加那」(あいかな)といい、西郷自身が好んで伝えた言葉に「敬天愛人」があります。 「天を敬い、人を愛する」この敬天愛人という言葉には、西郷の自己修養のための指針と、彼の信仰的とも言える天命への自覚という考え方が含まれています。「吾愛人」は愛する人に接するが如く、お客様に最高のおもてなしを提供したい。という先代の願いもあるようです。 その「吾愛人文化通り店」にて、食したのは文字通り、薩摩料理の数々。「首折れサバの刺身」「季節の地魚盛り合わせ」「地鶏の刺身」「真鯛の吾愛人海藻」「自家製さつま揚げ」「六白黒豚の桜島溶岩焼き」など、写真に撮れなかった分も含め、新鮮な海の幸と山の幸が多彩なカタチで登場しては、芋焼酎と一緒に舌鼓を満喫しました。 特に首折れサバは、足が早いサバだけに、朝獲れの味は格別。六白黒豚は、鹿児島の黒豚でも最高級の品種のバークシャー種。熱く焼いた桜島の溶岩でジュウジュウ焼く豚肉はジューシーそのもの。柔らかくて歯ごたえもマイルド。たまりませんでした。 吾愛人は天文館に2店舗、鹿児島中央駅に1店舗、本格黒豚料理店「吾愛人豚傳(とんでん)」と合計4店舗営業。どこも夜はお客さんで満席にあるそうで、最近は海外からの観光客も多く、この日もドイツからのお客さんが薩摩料理を堪能していました。事前にご予約されることをおすすめいたします。
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