デンキヤホール

denkiya-hall

予算
~1000円
~1000円
最寄駅
つくばエクスプレス / 浅草駅 徒歩5分(370m)
ジャンル
カフェ 喫茶店 焼きそば
定休日
毎週水曜日
03-3875-2987

三社祭の賑わいの中、浅草千束通りの「デンキヤホール」に行ってきました。 明治36(1903)年、この地にあった電気屋さんが、女性たちが重たい器具を持たずに働けるよう「ミルクホール」を開業しました。 「ミルクホール」は、私のテーマの一つです。 日本初の「ミルクホール」は1872(明治5)年に開店しました。 日本人の体質改善目的でミルクを飲むことを推奨していた明治時代に広まります。 学生を主な客層とし、手軽な軽食店として発展しました。 コーヒーの一般化とともにコーヒーを提供するミルクホールは、大正期に全盛を迎えます。 その後、関東大震災を期に喫茶店に取って代わられてますが、それでも昭和30(1955)年頃までは残っていたそうです。 現存する他のミルクホールは、何れも衰退期の開業です。 ○「栄屋ミルクホール」昭和20(1945)年創業 (2015年7月1日訪問) ○「ミルクホール若葉」昭和31(1956)年頃創業 (2015年6月5日訪問) ○「モカ」昭和39(1964)年頃創業 (2015年5月31日訪問) 対するデンキヤ「ホール」は、全盛期からの113年を経てきたことになります。 30数年前に改築し、レトロ、かつ可愛いいお店となっています。 ゲーム機のテーブルが、奥に2台残っているのも懐かしいところ。(電源は入っていませんが、麻雀ゲームのようです。) 現在の女将さんは、3代目となります。 メニューに、「ミルク」460円があるのも嬉しいところ。 更に、「あずき」のメニューがあり、ミルクホールで提供されていた「シベリヤ」(羊羹をカステラで挟んだもの)が想起されます。 ◼︎「ゆであずき」500円 江戸時代からあったという、あずきのホットドリンクです。 他に、濃厚な「煮あずき」というメニューもあって、此方はもっと時代が新しいそうです。 大納言を3日かけて炊き上げるそうです。 塩を隠し味にし、すっきりとした甘さ。 素朴な甘味です。 ◼︎「オムマキ」650円 アルマイト皿に、薄焼き玉子に包まれ、ケチャップがかかったその様は、どう見てもオムライス。 ところが、その薄焼き玉子を箸で割ると、中から焼きそばが現れます。 中細で柔らかめの深蒸し麺。 具はキャベツのみ。 甘めのソースをたっぷり使った懐かしい味わい。 初代が全国各地を食べ歩き、関西で出会った味から誕生したといわれるオリジナルメニューです。 「オムマキ」には、調味料が添えられます。 やげん掘の七味、八幡屋礒五郎の七味、原了郭の黒七味、原了郭の一味、そしてソースです。 驚くほど、それぞれに、はっきりとした色合いと味わいの違いがあります。 やはり、祇園原了郭の深みは素晴らしい。 しかしながら、雷門がデザインされた「やげん堀」七味の鮮やかな色と味わいが、地元のものだけに合っているように思えました。 ◼︎「タマゴサンド」600円 宝塚の有名な女優さんが、大好きだというメニューです。 厚焼きのオムレツと胡瓜が挟み込まれた独特なサンドです。 オムレツが、焼きたてで、ふかふかです。 マヨネーズの味わいが、たまらないです。 ミルクホール巡礼

南 たすくさんの行ったお店

デンキヤホールの店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3875-2987
ジャンル
  • カフェ
  • 喫茶店
  • 焼きそば
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~1000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                つくばエクスプレス / 浅草駅 徒歩5分(370m)
東京メトロ銀座線 / 浅草駅 徒歩11分(810m)
東京メトロ銀座線 / 田原町駅 徒歩13分(1.0km)                        

                        

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席数

31席

カウンター
個室

03-3875-2987