東京の蕎麦屋放浪記NO.88-2 銀座の老舗蕎麦屋に名物の「せりそば」を頂きに訪問。前回は夏に行ったので、当然の事ながら「せりそば」はなかった。その時の投稿で「銀座の庶民的な蕎麦居酒屋」がナイスタグに選出された様だが、それから既に半年程が経過している。 終春から夏にかけてはオフシーズン、「せり」は春の七草の一つですからね。春の七草は、春の若菜の中で代表的な7種を選んだもの。古歌では「せりなずなごぎょうはこべら仏の座,すずなすずしろこれぞ七草」と"せり"は最初に詠まれる。 11時半の開店に合わせて行ったが、既に1階は満席で2階に通された。一見狭い様だが2階も合わせると50席以上と席数はとても多い。迷う事なく、「せり肉そば」をお願いした。「根っこはどうしますか?」と聞かれる様だが、聞かれる前に「根っこ入りでお願いします」と答えていた。「せりそば」には、普通のせりだけのもの、豚肉、鶏肉入り、せりカレーそば などがある様だ。一番合いそうな豚肉でお願いした。 待つ事暫し、15分くらいで運ばれてきた。適度な柔らかさに煮込まれた「せり」、「根っこ」もたくさん入っていた。かけつゆは、ちょうど良い塩梅の返しの濃さで出汁が香る。その中で、せりも独特な香りを放って、とても美味しい。蕎麦の茹で加減もちょうど良く量も結構あった。「根っこ」は、もっと土臭さがあるかと思いきやそうでもなかった。見た目小さな朝鮮人参のようだが、香り良くあっさりと頂けた。「せり」と薬味の「長ねぎ」だけだと味も単調になりがちだと思うが、豚肉が口直し的な役割となって、とても美味しかった。 もう正月気分も抜けているが、七草粥は食べなかったので、その代わりになって初春を感じる事が出来たような気がした。今日の東京は、四月の気温とかで比較的暖かかった。季節が終わる前に、もう一度くらい「せりカレーそば」でも食べておきたい。 ご馳走様でした! 名物の「せりそば」 「根っこ」入り 銀座の大衆的な老舗蕎麦屋
H.Yajimaさんの行ったお店
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銀座 朧月
銀座駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~2000円
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新橋 纏
新橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
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おにやんま 新橋店
新橋駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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中国手打拉麺 馬賊 日暮里店
日暮里駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~2000円
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四川担担麺 阿吽 湯島店
湯島駅 / 担々麺
- ~1000円
- ~1000円
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かんだ やぶそば
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~4000円
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神谷バー
浅草駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~3000円
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豚大学
新橋駅 / 豚料理
- ~1000円
- ~1000円
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ビーフン東
新橋駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~5000円
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茶亭 羽當
渋谷駅 / 喫茶店
- ~2000円
- ~2000円
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らーめん鴨to葱 御徒町
上野広小路駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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並木 藪蕎麦
浅草駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~2000円
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赤坂麺処 友
赤坂駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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デリー上野店
湯島駅 / インドカレー
- ~1000円
- ~2000円
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川上庵
軽井沢駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~3000円
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野崎酒店
新橋駅 / 居酒屋
- ~4000円
- ~5000円
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そばよし 日本橋本店
三越前駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~1000円
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濃厚鶏そば 麺屋武一 新橋本店
内幸町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円