「肉つゆうどん」 【古久や】 埼玉県飯能市八幡町6−9 飯能は自分が子供の頃には「高麗」と呼んでいた。 今のように市の区分ではなく高麗郡とか入間郡とか総称していて西武線の駅があったから高麗の飯能という認識。 小学校の林間学校が高麗宿舎で池袋からは旅するように感じた地。 川越同様に江戸時代から残る指定有形文化財の旧民家が現存して古くは林業、明治以降は織物産業と名残がある。 トーヤベンソンが引用されるように入間川沿いの森林が町の財産でもあるし冬は雪の秩父連峰を望む奥武蔵の山麓を見上げる感じだ。 古久やは旧299号線の広小路交差点から脇に入る小路沿いにある。 広小路とは明治頃に栄えた織物取引所の合流点で囲むように古い蔵造りが点在するが30年ほど前からすると半減してしまった気がする。 古久やの創業は古く江戸末期とされるが当時にまつわるのは上野戦争で官軍に敗れる「彰義隊」てちょっとした歴史の勉強。 ということは創業は150~160周年とかなるのだろうか? 築年数およそ90年あまりの建物は板葺き造りで茶屋造りとも蕎麦屋の造りでもないからうどんが腰を落ち着けて食べる文化なことがうかがえますね。 鰻やに近いかも。 板場には古い石流しと大きな羽釜が見える。 土間から座敷の脇に大きなミミズクの木彫り 現在の当主は六代目でサーファー 前置きが長すぎました(笑) 武蔵野うどんは後からそう呼ばれただけで農産地域の家庭でうどんを打つ習慣が本来で準じて手打とされるようです。 もちろん看板は「肉つゆうどん」となるわけですが肉に加えて「ネギつゆ」と呼んでもよさげな位おネギが多い。 深谷同様美味しいネギなんです。 あしらいは川越産のみつば うどんは冷も温もあるようです。 巾が整った白うどんはコシが充分でユルくしなるように硬めの鍛え上げたような麺が特徴。 食べ方は常連に見て習えですね 実はこのうどん、実にしっくりきましてその理由はというと「つけめん」がキーワード。 つけめんってあのつけめんです もちろん中華麺のつけめんとは非なるものですが食べ進む感覚が池袋の近所の子供の頃に馴染んだ「東池袋大勝軒」とイメージが被るんです。 太さで言えば頑者、とみ田、旧ほん田とも共通する感じ。 なかなか伝えづらいけど喉を通る感じがそうなんです。 今までで現存する古典としては知ってましたが食べてみてからはなまじ古典と言い切ってはいかんな!と、うどんを再考しなきゃ。 膳には雷門の七味た柚子粉と薬味のおネギ とんだハプニングで休業が相次ぎ頓挫してしまたったが西武線沿線うどんラリーの参加店としても紹介されており穴場の名店と知られることを期待したい。 その他の品書きはあまりレビュワーには紹介されて無い事もありいくつかいただいたのでまた次回記載しておこう。 武蔵野うどん うどんラリー
Toshiya Tamakiさんの行ったお店
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麺屋 一燈
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新橋 纏
新橋駅 / ラーメン
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青島食堂 秋葉原店
秋葉原駅 / ラーメン
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麺屋 翔 本店
西新宿駅 / ラーメン
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東京駅 / ラーメン
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麺や 七彩
八丁堀駅 / ラーメン
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希須林 担々麺屋 赤坂店
赤坂見附駅 / 担々麺
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ERICK SOUTH 八重洲店
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屯ちん 池袋本店
池袋駅 / ラーメン
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神谷バー
浅草駅 / 居酒屋
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きつねや
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