2015/03/20(金)lunch 「元祖」 この言葉は人を引きつける磁力を持つ。 時代とともに技術は向上していくのが世の常だが、 元祖という起源は色褪せることがない。 この元祖を語る資格を持つお店が銀座にある。 男の子だったら必ず頼んだことのある「カツカレー」の元祖の店『グリルスイス』である。 創業は昭和22年(1947年)。帝国ホテルで修行を積んだ岡田氏が創業者。 店の可愛いポップなロゴデザインも岡田氏のもの。 料理と芸術には共通点があるのでしょうね。とても秀逸なデザインです。 そして冒頭のカツカレーの誕生は創業翌年の昭和23年(1948年)。 川上哲治とともに巨人の黄金時代を築いたその人が、千葉茂。 名手の二塁手として大活躍なさいました。野球界にとってあまりに偉大な選手の一人。 彼が阪神戦の前、早く多くがっつり食べたいという気持ちから、「カレーにカツレツを乗せてくれ!」と頼んだそうです。 千葉氏の大好物はカレーライスとカツレツ。野球だけに勝つという験担ぎもしていたそうです。 千葉さんのせっかちな性格が生んだ奇跡ですね。 ・千葉さんのカツレツカレー(1400円) 大きめの皿に右にライス、左にカツレツ。その2つをかぶせるようにカレーがたっぷり。 カレーは、コク深く甘い仕上がり。 一見洋風カレーのような仕上がりだが、なんと小麦粉を使っていないそうだ。 すり下ろした野菜を煮込んだことがこの甘さを引き出している。 野菜だけでなく、とけ込んだひき肉の肉感も男子には嬉しい。 ポークロース肉120gのカツレツはかなりのボリューム。 揚げたてでパリッとした食感でロースの脂が前面に押し出される。 店内は可愛らしい内装。 洋食屋にありがちな赤を基調といた雰囲気ではなく、ピンク色が目立つ。 このかわいい店内ではちょっと雰囲気違いのサイン色紙がかかっている。 「カツカレーは勝利の味する。千葉茂。」 生きてる限り勝負事は必ずやってきます。 そんな時は元祖のカツカレーで縁起をかついでみていかが?
Nobuhiro Mitomiさんの行ったお店
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うどん 慎
新宿駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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新福菜館 本店
京都駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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タイ国料理 バンタイ
西武新宿駅 / タイ料理
- ~1000円
- ~4000円
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つじ半
日本橋駅 / 魚介・海鮮料理
- ~3000円
- ~3000円
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青島食堂 秋葉原店
秋葉原駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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四川担担麺 阿吽 湯島店
湯島駅 / 担々麺
- ~1000円
- ~1000円
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味坊
神田駅 / 中華料理
- ~1000円
- ~4000円
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あなごめし うえの
宮島口駅 / 穴子丼
- ~2000円
- ~2000円
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おおぜき中華そば店
恵比寿駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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7025 Franklin Ave.
五反田駅 / ハンバーガー
- ~2000円
- ~3000円
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並木 藪蕎麦
浅草駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~2000円
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本とさや
浅草駅 / 焼肉
- ~6000円
- ~8000円
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カフェテラス ポンヌフ
新橋駅 / 喫茶店
- ~1000円
- ~1000円
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ベトナムちゃん
大久保駅 / ベトナム料理
- ~1000円
- ~5000円
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日本橋天丼 金子屋
国会議事堂前駅 / 天丼
- ~2000円
- ~2000円
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中華そば 多賀野
荏原中延駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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カーンケバブビリヤニ
新橋駅 / インド料理
- ~2000円
- ~3000円
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にっぽんの洋食 赤坂 津つ井
六本木一丁目駅 / 洋食
- ~15000円
- ~15000円
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ビーフかつれつ そよいち
人形町駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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上海小吃
新宿三丁目駅 / 上海料理・上海蟹
- 営業時間外
- ~6000円