名代 虎ノ門 大坂屋 砂場 本店

なだい とらのもん おおさかや すなば ほんてん

予算
~4000円
~2000円
最寄駅
東京メトロ銀座線 / 虎ノ門駅 徒歩3分(200m)
ジャンル
そば(蕎麦) 丼もの 居酒屋 カレー
定休日
毎週日曜日 祝日
03-3501-9661

「虎ノ門大坂屋砂場本店」。 明治5(1872)年創業。 現在5代目。 そもそも、「砂場」の店名は、豊臣秀吉が大坂城を築いた時の「砂置き場」に由来します。 そこに開店した蕎麦屋が「砂場」と呼ばれたのです。 徳川家康が江戸城を築く際、江戸に進出し、糀町(現・麹町)に店を構えます。 「虎ノ門大坂屋砂場」は、その砂場本家「糀谷七丁目砂場藤吉」からの暖簾分け。 「虎ノ門大坂屋砂場」がある虎ノ門一丁目は、当時、琴平町と呼ばれていました。 そのため、創業時の店名は「琴平町砂場」。 幕末・明治の剣術家である三舟(山岡鉄舟・高橋泥舟・勝海舟)にひいきにされました。 現在の店舗は、関東大震災直前の大正12(1923)年に建てられています。 大地震にもびくともせず、空襲の延焼から皇居の消防隊が守ったそうです。 木造、2階建(一部3階あり)。 切妻造桟瓦葺で、隅に千鳥破風。 外壁は下見板張で、小壁は漆喰仕上。 2階は座敷で、開口部には欄干を出し、銅葺き庇。 登録有形文化財となっています。 江戸城は皇居となり、148年の時を経ました。 いつの間にか、店舗の周囲には、巨大なビルが林立しています。 「虎ノ門大坂屋砂場」は、時から取り残されたかのように、虎ノ門に佇んでいます。 Rettyで拝見したメニューが、頭から離れません。 それをいただきたくて、やって来ました。 「納豆そば」970円です。 一般的な「納豆そば」とは、見かけから、まるで異なります。 丼を覆う、ふわっふわの泡、泡、泡。 その上に、結んだ三つ葉の緑がワンポイント。 蕎麦を箸で掴んで持ち上げると、とろっとろに纏わりついてきます。 冷たくて細い、その蕎麦の喉越したるや、虚空に吸いこまれていくようです。 納豆と出汁の香りが鼻孔を満たします。 残った泡に、蕎麦湯を注ぎ込みます。 程よい温かさとなった泡を、喉へ流し込みます。 納豆の粒が、喉を擽ります。 喉が喜び、至福に満たされます。 気が付くと、空の丼だけが残されていました。 【付録】箸袋の展開図付きです。

南 たすくさんの行ったお店

名代 虎ノ門 大坂屋 砂場 本店の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3501-9661
ジャンル
  • そば(蕎麦)
  • 丼もの
  • 居酒屋
  • カレー
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~4000円
クレジットカード

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                東京メトロ銀座線 / 虎ノ門駅 徒歩3分(200m)
東京メトロ日比谷線 / 虎ノ門ヒルズ駅 徒歩4分(310m)
都営三田線 / 内幸町駅 徒歩6分(440m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

80席

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

サービス・設備などの情報 修正依頼

お店のホームページ https://www.toranomon-sunaba.com/
備考 道路拡幅工事に伴い仮店舗「西新橋1-10-1」で営業していましたが、 2022年3月7日よりこちらで営業再開しました

03-3501-9661