神田須田町「高山珈琲」は、1994年のオープン。 マスターは、以前、九段下にあった「カフェ ルグラン」におられた方です。 独立して、このお店を始められました。 建物の古い雰囲気を残し、植栽に覆われた入口部分。 入ると右の2階へと続く階段を登った先に、8席。 1階手前にテーブル3卓12席。 1階奥に、カウンター5席と、テーブル2卓8席があります。 ここは、厳選された豆を2 〜3年乾燥熟成させた、オールドビーンズのお店です。 ブレンドは2種類で、各500円。 マイルドな「プラージュ(仏語で浜辺)」と、苦みのある「メール(海)」。 「プラージュ」と、「シナモントースト」550円をお願いしました。 ■シナモントースト トースト類には、小さなグラスに入ったアップルジュースが付いてきます。 コーヒーを、トーストとは別に味わえるようにということでしょう。 シナモンシュガーが、たっぷり振り掛けられた、分厚いトースト。 そして、これまたたっぷりのホイップクリームが添えられます。 香りが高く、しっとりとした甘みです。 ■プラージュ 寡黙に作業をこなす、マスターの所作が美しい。 洗ったスプーンを、グラスに入ったスプーンに加え、くるりと指を回します。 すると、スプーン達は、グラスに沿って円形に整列し、幾何学的な模様を成します。 ネルドリップで抽出したコーヒーを、イヴリックから、温めたカップへ。 カップ&ソーサーは、棚に並んだコレクションから、マスターが選択。 私のものは、ウェッジウッドのレースピオニーでした。 芍薬(ピオニー)をはじめとする、小さな花のモチーフがちりばめられています。 プラージュは、浜辺に寄せるさざ波のように、まろやかで角のない優しい味わいです。 お店の建物について、マスターのお話しをうかがうことができました。 1945年の東京大空襲を焼け残った古い建物であることは確か。 しかしながら、調べても築年数は分からないそうです。 3軒続きの木造モルタル。 この建物が気に入り、お店を始めるにあたり全面改装されました。 内装もご自身で考えられたとのこと。 大変だったそうです。 しかしながら、建物は確りしており、2011年の東日本大震災の時も、揺れはしたものの、棚からカップひとつ落ちることは無かったそうです。 オールドビーズが齎す幻想。 建物ごと、空襲を凌ぎ、震災を耐え、時の狭間へ。 時の海(メール)を漂い、時の浜辺(プラージュ)へ流れ着きます。 時が撓む喫茶店
南 たすくさんの行ったお店
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YOU
東銀座駅 / 喫茶店
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うどん 丸香
神保町駅 / 讃岐うどん
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アカシア 新宿本店
新宿西口駅 / 洋食
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カリーライス専門店エチオピア 本店
神保町駅 / カレー
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- ~1000円
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神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
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田中そば店 秋葉原店
末広町駅 / ラーメン
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自家製麺 伊藤
赤羽駅 / ラーメン
- ~1000円
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共栄堂
神保町駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
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ガヴィアル
神保町駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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丸五
秋葉原駅 / とんかつ
- ~3000円
- ~3000円
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味坊
神田駅 / 中華料理
- ~1000円
- ~4000円
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ムルギー
渋谷駅 / カレー
- ~2000円
- 営業時間外
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さぼうる2
神保町駅 / 喫茶店
- ~1000円
- ~1000円
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中華そば 青葉 中野本店
中野駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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一滴八銭屋 新宿本店
新宿駅 / うどん
- ~1000円
- ~4000円
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九十九ラーメン 恵比寿本店
恵比寿駅 / ラーメン
- ~2000円
- ~2000円
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麺巧 潮
小川町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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センターグリル
桜木町駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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らーめん鴨to葱 御徒町
上野広小路駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円