高山珈琲

たかやまこーひー

予算
~2000円
~1000円
最寄駅
JR山手線 / 神田駅 徒歩2分(150m)
ジャンル
喫茶店 和食 コーヒー専門店 カフェ
定休日
毎週土曜日 毎週日曜日 祝日
03-3251-7790

神田須田町「高山珈琲」は、1994年のオープン。 マスターは、以前、九段下にあった「カフェ ルグラン」におられた方です。 独立して、このお店を始められました。 建物の古い雰囲気を残し、植栽に覆われた入口部分。 入ると右の2階へと続く階段を登った先に、8席。 1階手前にテーブル3卓12席。 1階奥に、カウンター5席と、テーブル2卓8席があります。 ここは、厳選された豆を2 〜3年乾燥熟成させた、オールドビーンズのお店です。 ブレンドは2種類で、各500円。 マイルドな「プラージュ(仏語で浜辺)」と、苦みのある「メール(海)」。 「プラージュ」と、「シナモントースト」550円をお願いしました。 ■シナモントースト トースト類には、小さなグラスに入ったアップルジュースが付いてきます。 コーヒーを、トーストとは別に味わえるようにということでしょう。 シナモンシュガーが、たっぷり振り掛けられた、分厚いトースト。 そして、これまたたっぷりのホイップクリームが添えられます。 香りが高く、しっとりとした甘みです。 ■プラージュ 寡黙に作業をこなす、マスターの所作が美しい。 洗ったスプーンを、グラスに入ったスプーンに加え、くるりと指を回します。 すると、スプーン達は、グラスに沿って円形に整列し、幾何学的な模様を成します。 ネルドリップで抽出したコーヒーを、イヴリックから、温めたカップへ。 カップ&ソーサーは、棚に並んだコレクションから、マスターが選択。 私のものは、ウェッジウッドのレースピオニーでした。 芍薬(ピオニー)をはじめとする、小さな花のモチーフがちりばめられています。 プラージュは、浜辺に寄せるさざ波のように、まろやかで角のない優しい味わいです。 お店の建物について、マスターのお話しをうかがうことができました。 1945年の東京大空襲を焼け残った古い建物であることは確か。 しかしながら、調べても築年数は分からないそうです。 3軒続きの木造モルタル。 この建物が気に入り、お店を始めるにあたり全面改装されました。 内装もご自身で考えられたとのこと。 大変だったそうです。 しかしながら、建物は確りしており、2011年の東日本大震災の時も、揺れはしたものの、棚からカップひとつ落ちることは無かったそうです。 オールドビーズが齎す幻想。 建物ごと、空襲を凌ぎ、震災を耐え、時の狭間へ。 時の海(メール)を漂い、時の浜辺(プラージュ)へ流れ着きます。 時が撓む喫茶店

南 たすくさんの行ったお店

高山珈琲の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3251-7790
ジャンル
  • 喫茶店
  • 和食
  • コーヒー専門店
  • カフェ
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~2000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR山手線 / 神田駅 徒歩2分(150m)
東京メトロ丸ノ内線 / 淡路町駅 徒歩3分(170m)
東京メトロ千代田線 / 新御茶ノ水駅 徒歩3分(170m)                        

                        

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カウンター
喫煙 不可
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個室

03-3251-7790