地元の蕎麦屋放浪記NO.32 「ろ」の次は、姉妹店の「ら」に早速行って参りました。関越自動車道を見下ろす少し高台の林の中に佇むお蕎麦屋さん。古民家を綺麗に改装し、まるでカフェのような素敵なお店です。(写真たくさん載せました) 靴を脱いでお邪魔しまーす、カウンター席に座る。季節のお蕎麦「かき揚げせいろ」と「黒麦」という田舎蕎麦をお願いしました。 かき揚げは、長ねぎをベースに細かく刻んだ南瓜で甘みとホクホク感を出している、しめじも加えられていた。外側はサクサク、中はしっとりしていて、しつこくない好みのかき揚げでした。そばは細切り、しっかり香りもあり、喉越しの良い美味しいお蕎麦。黒麦は、同じ細切りでありながら歯応えのある少し色の黒い田舎蕎麦。こちらはよりそばの香りを楽しむことが出来ました。まだ打ちたてで、少しかたいかもしれないと言って、大盛りにして頂きました。 蕎麦湯は、とろみは少ないもののしっかり白濁していて、素敵な陶器の器にたくさん入って熱々を頂きました。 お蕎麦を待つ間、ご主人と少し話をさせて頂きました。太田の一茶庵でそば打ち技術を学び、前橋敷島の大坂屋十兵衛(代替わりして、今は福舞十兵衛という店名、Retty投稿済み)、閉店してしまった高崎の居酒屋名店「ロツレ」で修行したとの事でした。「ろ」が本店で奥様が、「ら」はご主人がメインで担当されているようです。気になる"ら行"一文字の店名ですが、北大路魯山人から取った「ろ」であるとのこと。魯山人は、画家、陶芸家、書道家、漆芸家、料理家、美食家など様々な顔を持つ著名人ですが、昔から影響を受けていたとおっしゃっていました。使われている器などからもその影響が伺えます。7年ほど前に始めたこちらのお店は「ら」にした。良く聞かれるそうですが、魯山人の説明が面倒なので、単に"ら行"が好きだからと答えているとのことです。次にお店を出すとしたら「れ」にしたいとおっしゃっていました。高崎出身の陶芸家 堀口節子氏の小鬼の陶芸品は、2階に置いてあるようです。色々な美を追求していた北大路魯山人からの影響など、店名を含め色々なことが、点と線で繋がったという感じです。 忘れてはいけない、写真の「だし巻き玉子」は、ご主人からサービスで頂きました。 余談ですが、閉店してしまった「ロツレ」は、同じ高崎柳川町で「山野草の装い 壱越」というお店で営業再開しているそうです。 ご馳走様でした!
H.Yajimaさんの行ったお店
-
銀座 朧月
銀座駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~2000円
-
新橋 纏
新橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
-
おにやんま 新橋店
新橋駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
-
中国手打拉麺 馬賊 日暮里店
日暮里駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~2000円
-
四川担担麺 阿吽 湯島店
湯島駅 / 担々麺
- ~1000円
- ~1000円
-
かんだ やぶそば
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~4000円
-
神谷バー
浅草駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~3000円
-
豚大学
新橋駅 / 豚料理
- ~1000円
- ~1000円
-
ビーフン東
新橋駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~5000円
-
茶亭 羽當
渋谷駅 / 喫茶店
- ~2000円
- ~2000円
-
らーめん鴨to葱 御徒町
上野広小路駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
並木 藪蕎麦
浅草駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~2000円
-
赤坂麺処 友
赤坂駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
デリー上野店
湯島駅 / インドカレー
- ~1000円
- ~2000円
-
川上庵
軽井沢駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~3000円
-
野崎酒店
新橋駅 / 居酒屋
- ~4000円
- ~5000円
-
そばよし 日本橋本店
三越前駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~1000円
-
濃厚鶏そば 麺屋武一 新橋本店
内幸町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円