羽黒山参籠所 斎館

はぐろさんさんろうじょさいかん

予算
~8000円
~2000円
最寄駅
JR陸羽西線(奥の細道最上川ライン) / 狩川駅(10.0km)
ジャンル
精進料理
定休日
無休
0235-62-2357

平成30年(2018年)12月31日。今年の大晦日は、山形県鶴岡市羽黒町手向の羽黒山参籠所 斎館で過ごす。時々ゴ〜という屋根から雪が滑り落ちる音が凄い。羽黒山、月山、湯殿山を祀る三神合祭殿では、新春を迎える準備が整っていた。元旦祈祷の受付を済ませ、来年の家庭本暦を購入。17時には夕食。山の幸そして海の幸が御膳に並んでいる。胡麻豆腐+ゆり根の餡かけ、うるいの酢味噌和え、荏胡麻、蕗、蕎麦の実、口細かれい、こごみの天麩羅等を美味しくいただきました。ごちそうさまでした。 大晦日から元日にかけて大松明行事『松例祭』は、羽黒町の手向(とうげ)から二人の松聖が選ばれ、50日間は自宅で修行、残り50日を斎館で修行し100日の満願の大晦日、位上方と先途方に別れて修行の成果を競い合う祭。クライマックスは、三神合祭殿で競い合う「験競」で山伏姿の験者が位上方から6名、先途方から6名が東西に並び、鳥が飛ぶ様に舞い神殿を前に一列に並ぶ、そこへ兎に扮した者が現れて、中央に並べられた二つの机の中央に足を前に伸ばし、両手をつま先につけるように座る。東西の験者が近寄り二つの机を扇子で交互に叩く、すると兎は音のする方に交互に手をつま先から離して交互に机に手を載せる。そして5番目の験者の読み上げが終わると山伏が5番法螺を庭上に向かって吹く、その法螺の音を合図に位上方と先途方に別れた手向の若者達が、一斉にツツガムシに擬した火の点いた綱を引いて焼き払う。この大松明の燃え方が遅いか速いかでも若者達が、騒然とした雰囲気の中で火が燃えさかり、若者達は「勝った....勝った....勝った」という雄叫びを上げて祭りを祝う。激しく燃え盛る火を見つめながら、手向の人たちと暖をとる。あったかい。鐘楼堂からは除夜の鐘が1月1日の午前0時(元旦)を迎える頃から鳴り響く。ゆく年くる年。来年もよい年が迎えられますように!合掌。

Michiya Suzukiさんの行ったお店

羽黒山参籠所 斎館の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 0235-62-2357
ジャンル
  • 精進料理
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~8000円
クレジットカード
  • Amex

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR陸羽西線(奥の細道最上川ライン) / 狩川駅(10.0km)                        

                        
駐車場 あり

座席 修正依頼

席数

100席

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

サービス・設備などの情報 修正依頼

お店のホームページ http://www.dewasanzan.jp/publics/index/64/

0235-62-2357