
寿し駒@青砥! 東京慈恵会医科大学葛飾医療センターの目の前の薬局の2階にある。 新しく小綺麗な建物だが、創業50年近い地域密着型の老舗町寿司らしい。 ランチタイムは握りや丼物が1,200円前後からとかなりお安い。 にぎり1.5人前@1,350円! はじめにお茶とサラダ風のメカブが出てきた。 メカブをツルツル食べていたら、背後で物凄い音がした。 ドッチャーン!ガラガラガラ!バーン!きゃー! どうやらお店の姐さんが、老夫婦のご婦人の方に熱いお茶を茶碗ごと倒してしまったらしい。 お店の方々が平謝りに謝って、お茶を掛けられたご夫婦も特に怒ってはいなかったが、相当熱かったらしく、ヤケドしたかも?などとザワついている。 結局、すぐ近くに救急もできる大学病院があるんだから、となってお店の方がご夫婦を近所の病院にお連れした。 確かに、寿司屋のお茶は熱い。 熱過ぎる。 寿司屋のお茶が熱い理由は以下の4点とされている。 ①味覚のリセット: 熱いお茶を飲むことで、口内に残った魚の脂分を洗い流し、生臭さを消してくれるから。 ②食中毒の予防: お茶に含まれる「カテキン」に殺菌・解毒作用があり、生ものを扱う寿司屋に適しているから。 ③満腹感のコントロール: ぬるいお茶だと一度にたくさん飲んでしまい、お腹がいっぱいになって寿司の注文が減ってしまうから。 ④歴史的な合理性: 屋台が主流だった寿司屋は、一人で店を切り盛りする職人が何度も客にお茶を注ぎに行かなくて済むよう、大きな湯呑みに熱いお茶をたっぷり入れた名残りから。 また、大抵の寿司屋は粉茶を使う事が多く、粉茶は熱湯を注いでも渋みが出にくい。さらに粉茶を満遍なく溶かすには熱湯の方が溶けやすいからなど理由はいくつかある。 しかしだ! 上記理由を並べてみてお気づきと思うが、令和の現在、寿司屋のお茶がヤケドするぐらい熱くしておく理由はほとんどない。 全国のお寿司屋さんは、もう熱過ぎるお茶を出す必要はないのだ! その事を帰り際に店主に提言しようと思っていたら、「お待たせして、ごめんネ」と言って、オレンジジュース(なっちゃん)をお釣りと共にボクの手にねじ込んで来た。 嬉しかったから、許す。