「スタンドニューキャッスル神田」で、「カライライス」をいただきました。 あっ、「カレーライス」の入力ミス……と思ったアナタ、間違いではありません。 「カライライス」です。 「辛来飯」と書きます。 ニューキャッスルの本店は、銀座にあって、昭和21(1946)年の創業です。 「辛来飯」一品のみのお店です。 二代目のご夫婦がその味を守ってきたのですが、2011年の東日本大震災。 老朽化していた建物が被害を受け、継続できなくなってしまいます。 そこへ、一人の常連客が、店主に想いを伝えます。 結果、三代目として、2013年同じ銀座に新店舗をオープンさせるに至ります。 三代目は、レシピを受け継ぎ、修行を続けます。 そして、2016年7月2日、二代目ご夫婦は、勇退されました。 この三代目が、2017年3月15日、神田ガード下に新店舗をオープンさせます。 何と、「鶏家バードメン」という焼き鳥屋さんを、昼間の時間だけお借りする「ヤドカリースタイル」です。 しかも、カウンターのみ5席。 毎朝、本店からカレーソース、卵、オリジナルブレンド米を、すべて持ちこんでいるそうです。 「カライライス」普通盛り800円をオーダーです。 驚くことに、「カライライス」には、肉も野菜も見当たりません。 目玉焼きと、福神漬けが載っているだけです。 野菜や果物を、ミキサーにかけたペースト状のものを入れることで、濃厚な味わいを実現されているそうです。 淡路島の玉葱、高知・熊本の生姜、山形の青大豆、青森の大蒜、北海道のじゃがいもと人参。 北海道の小麦粉、豚骨スープも入り、一晩寝かせるそうです。 そして、目玉焼きは奥久慈卵。 ここで、「辛来飯」の由来ですが、これ等の野菜や果物の甘さの後に、スパイスの「辛」さが遅れてやって「来」るからです。 この芳醇な深みのある辛さがたまりません。 他では味わえない、個性のある辛さです。 さて、本店では、初代の命名により「辛来飯」の量が、京浜東北線の駅名になっています。 少ない方から、品川→大井→大森→蒲田→つん蒲→川崎と、多くなっていきます。 つん蒲とは、「つんのめった蒲田」で、蒲田より少し先という意味だそうです。 こちらの支店では 、本店の「つん蒲」にあたる「普通盛り」と、「蒲田」にあたる「ちょっと少なめ」のみを出しています。 盛りによって、皿のサイズが変わるそうなのですが、何しろこちらは「ヤドカリースタイル」のお店なので、皿の置き場もないのだそうです。 お聞きした話で、大ウケしてしまいました。 本店で、お客が「オオモリ(大盛り)」を頼むと、「蒲田(ちょっと少なめ)」より更に少ない「大森(小盛り)」が出てくるというのです。 神田界隈のカレー
南 たすくさんの行ったお店
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YOU
東銀座駅 / 喫茶店
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うどん 丸香
神保町駅 / 讃岐うどん
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アカシア 新宿本店
新宿西口駅 / 洋食
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カリーライス専門店エチオピア 本店
神保町駅 / カレー
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神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
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田中そば店 秋葉原店
末広町駅 / ラーメン
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自家製麺 伊藤
赤羽駅 / ラーメン
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共栄堂
神保町駅 / カレー
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むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
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ガヴィアル
神保町駅 / カレー
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丸五
秋葉原駅 / とんかつ
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- ~3000円
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味坊
神田駅 / 中華料理
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- ~4000円
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ムルギー
渋谷駅 / カレー
- ~2000円
- 営業時間外
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さぼうる2
神保町駅 / 喫茶店
- ~1000円
- ~1000円
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中華そば 青葉 中野本店
中野駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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一滴八銭屋 新宿本店
新宿駅 / うどん
- ~1000円
- ~4000円
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九十九ラーメン 恵比寿本店
恵比寿駅 / ラーメン
- ~2000円
- ~2000円
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麺巧 潮
小川町駅 / ラーメン
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センターグリル
桜木町駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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らーめん鴨to葱 御徒町
上野広小路駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円