数年ぶりの再訪。店に行くにはタクシー利用おすすめ。 相変わらず安定の美味さ。 時代の流れかお値段は上がってきましたね。 丁寧な仕事ぶりで、今日はスズキ、中トロ、サバ、アナゴが最高でした。引き続き行く価値ありだと思う。
口コミ(93)
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昭和9年創業の知る人ぞ知る札幌の老舗寿司店。北海道の寿司屋にありがちな「新鮮だから食え!」的な店ではなく、江戸前寿司のように手を加えた繊細な品々。頼んだのは16貫で6050円のおまかせ寿司。この内容でこの値段設定はありえない。飲みではなく純粋に寿司を楽しむ店。
1105について、待ってたら、1115にいれてくれた おまかせ12カン、生1で¥5,170。 すずき、たい、ほっきあぶり、帆立 まぐろ漬け、しまあじ、中とろ 大根溜まり醤油 水だこ、かつお、しめさば、いくら、 甘エビ 味噌の塩辛。 久しぶりにうまい寿司くったよ
【 創業80年を超える老舗の寿司が。 】 もうすぐ創業90年にもなろうとする老舗であって、そこには頑なに守らねばならぬ味もあるはずであろうとおもっていたが、この寿司は、どうだ。 なんという現代的な料理であろうか。三代目は笑いながら「握り寿司の歴史自体が浅い」と言った、確かに全くもってその通りである。一つ目の鯛の握り。我々関西人は鯛の味にうるさいのは、瀬戸内や明石の海域の鯛の質が非常に高く、その他のものを食べるとどうにも、味や食感に劣るのだが。 目が覚めるような鮮烈さだ。それは、見た目の美しさ通りの。あまりにも美味いので「あまりにも美味い、これは、、、、」と声が出た。大将は、「3日間かけて皮目を下にして、そこにじっくりと旨味を移すんです、その皮目を本当にさっと炙ったものです」と言った。 いわゆる仕事がしてあるネタである。ただ一律してそれぞれに熟成を重ねましたであるとか、そういうことではない。熟成したから美味いのではなく、もっと原点に立ち返って、その素材がどのようにすればもっと上手くなるかをずっと考えていて、それを何度もトライとエラーを繰り返した今日の寿司、である。 ヒラスズキ。7日間雪に突っ込んでいたという。雪の中は7日間、ブレなく0度に保たれており、サーモスタットでオンオフを繰り返す冷蔵よりも温度管理として適切である、ということだ。北海道、札幌の冬ならではのヒラスズキの、強い甘味とふくよかさ。2カン目で、私はこの寿司の虜となった。 私が頼んだのはお任せ12カン、4400円だ。このお店に行くなら是非とも、お任せを頼んで欲しい。とにかく、ゆっくり食べなければもったいない、一つ一つへの仕事がたくさん施されており、そういうのを感じて、紐解いてゆくのが楽しみでもあるだろう。 三つ目のホタテ。手で割いている。包丁で切ると金属の味が移るのだそうだ。さて、この手のお寿司は私の最も好みとするところである。一つ一つが論理的かつ、新しい試みが加えられており、これほど食べるのが楽しいお寿司もそうはないだろう。ぶどうのツルやくるみ、漬けの方法の革新的手法、食感の振り幅の魔法。ネタバラシを全部してもしょうがないので、あとは食べて、楽しむべきだと思う。 とにかく、これだけの老舗でありながらこれだけ自由な寿司を握り、かつ、それが素晴らしく寿司として昇華されておりまた、纏め上げられていることに感銘を受けた、寿司は、料理だ。そして、これだけの寿司がこの価格帯で出てくることにも驚きである。札幌で寿司を食べるなら、ぜひ一度はこちらのお店に出向いていただきたい。 とにかく、これほど個性的な寿司を食べたら、私は他でも食べようとおもっていた寿司がどうでもよくなってしまった、確かに有名な1500円でお値打ちだとかそういう、札幌っぽい寿司屋のランチはたくさんあるのだが、絶対的に満足度が違うことは明白だからだ。 道外の人を相手にしているわけではないので、道内のネタは3-4割ぐらいですよという。要するに、地元の客がついて離れないということである。 サロマの汽水の牡蠣。86度のミ・キュイで生の食感を残しながら澄み渡るクリアな味わいに仕上がっている。あまりに素晴らしい出来栄え、技術に私は、ため息を漏らす。 私はバスクにある三ツ星レストランで牡蠣のミキュイされたものを食べて自分でも再現したことがあるのだが、要するにその解説(三つ星レストランなのでレシピを公開している)の通りの瞬間加熱をしたとて、実は同じ味にならない。当然そういう単純なものではないのだ。 随分とトライアンドエラーをね、なんども何度も繰り返してきましたからね。と三代目は言った。
札幌2日目からは名古屋の友達と合流して 名店金寿司にディナーで行ってきました。 今回は残念ながら予約するのが遅かったので カウンター席じゃなく、個室になりましたが 広々としたテーブルで居心地最高でした。 早速、トリビーで乾杯から寿司を堪能。 ◆おまかせ十六カン(6,050円) ひらめ、まぐろ赤身、えび、ほたて、たい かつお漬け、中とろ、たこ、ぶり、すずき かつお塩、〆さば、あじ、うに、いくら 穴子塩 ◇生ビール×?? これだけクオリティ高い江戸前寿司十六貫を この値段で楽しめるのはすごすぎます。 特に大根のたまり漬けを挟めて握る中とろは 一体感がめっちゃ美味しいです!!! 雲丹もすごく上質で濃厚な味わいで穴子塩も 口に中でふんわりとろけて絶品でした。 毎年、大晦日の夜は実家で金寿司なんですが コロナ渦のせいで3年も実家に帰れなく… 今回は久しぶりに味わえて心から幸せでした。 そして三代目が握る寿司は最高ですね。 ごちそうさまでした。 #札幌の寿司の名店 #お値打ちで美味しい #圧倒的なクオリティ