銀座線沿線の鰻屋放浪記! 田原町(G18)下車のお店として選んだのは此方の老舗人気店。どちらかというと浅草寄りだが、田原町から行かねばならぬ。近くには同じ老舗の鰻屋「色川」、蕎麦の老舗「並木藪蕎麦」がある。 浅草の鰻三大老舗と言えば、前川、色川、初小川だが、此方のお店はこの中では一番新しい。それでも創業1907年(明治40年)というから、110年の歴史がある。 夜18時半過ぎに満席でないようにと願いながら、恐る恐る引き戸を開けた。意に反して、相席ではあるが"コの字"型のテーブル席が空いていた。店内は撮影禁止だというので、お店の中の実況中継をすると、入口のすぐ右側に小上がりのカップル席のような二人席(畳敷き)がある。酔っ払って居眠りでもしようものなら、下に転げ落ちそうになりそうなほど狭いスペースだ。 左側は厨房で、お店の中央部に四角いテーブル席(囲炉裏席のような感じ)があるが、壁際なので席数は6人程度のコの字席。奥に個室のような座敷席があるが、6〜8人程度のキャパでしょうか。とてもこじんまりとした昭和レトロな雰囲気のお店です。浅草を象徴するかのような小物、装飾品、貼り紙などが満載でした。 先ずビール中瓶と肝焼、上うな重をお願いしました。お通しは鰻ボーン、うな重の先出しのお漬物が出されました。このぬか漬けは、漬かり具合が絶妙でとても美味しかった。漬物と鰻ボーンをポリポリ食べながら待つ事20分以上、漸く肝焼登場です。1本650円だが、大振りな肝焼は食べ応えがある。この1本でどのくらいの数の鰻が犠牲になったのだろうかと、ふと考えた。此方のお店のタレは、甘みのない醤油のキレのあるタレ、このタレと肝の苦味、レバーの甘みが口の中でコラボして、とても美味しかった。 そして、30分以上経って漸く「うな重」登場、先ず肝吸いが運ばれて来た。お椀ではなくセトモノの丼、この肝吸いは、濃い出汁は使わずとても上品な薄味、三つ葉、わかめ、椎茸、そして肝、素材だけの味がシンプルに伝わって来る。うな重は、尻尾の方が2枚と多く、並べ方も他店とは異なり独特だ。「鰻だけは尻尾が旨い」とよく言われる。鰻の主成分である脂、DHPなどの栄養素は、鰻の後ろ半分に多い。尻尾の方のとろけるような柔らかさ、口当たりの良さはまた格別だ。ご飯は少し柔らかめと感じたが、ご飯粒一つ一つがはっきりとよくわかる。甘くない醤油タレが染み込んだご飯をお重の角から掻きこめば、これぞ至福の時…… 甘みを一切入れないのが、伝統的な江戸前の特徴だと言う。江戸前の伝統を忠実に受け継ぐ味が、此方の店にあるような気がした。ランチでまた来てみたい。そう鰻の肝に命じるのでした。 ご馳走様でした! 創業110年の鰻の老舗 江戸前鰻 浅草の鰻三大老舗の一つ 鰻屋放浪記NO.15 田原町(G18)鰻屋 2018鰻百名店
H.Yajimaさんの行ったお店
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銀座 朧月
銀座駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~2000円
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新橋 纏
新橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
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おにやんま 新橋店
新橋駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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中国手打拉麺 馬賊 日暮里店
日暮里駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~2000円
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四川担担麺 阿吽 湯島店
湯島駅 / 担々麺
- ~1000円
- ~1000円
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かんだ やぶそば
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~4000円
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神谷バー
浅草駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~3000円
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豚大学
新橋駅 / 豚料理
- ~1000円
- ~1000円
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ビーフン東
新橋駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~5000円
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らーめん鴨to葱 御徒町
上野広小路駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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茶亭 羽當
渋谷駅 / 喫茶店
- ~2000円
- ~2000円
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並木 藪蕎麦
浅草駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~2000円
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赤坂麺処 友
赤坂駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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デリー上野店
湯島駅 / インドカレー
- ~1000円
- ~2000円
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川上庵
軽井沢駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~3000円
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野崎酒店
新橋駅 / 居酒屋
- ~4000円
- ~5000円
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そばよし 日本橋本店
三越前駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~1000円
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らぁめん ほりうち 新橋店
新橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円