初小川

はつおがわ

予算
~4000円
~3000円
最寄駅
東京メトロ銀座線 / 浅草駅 徒歩3分(200m)
ジャンル
うなぎ
定休日
不定休
03-3844-2723

銀座線沿線の鰻屋放浪記! 田原町(G18)下車のお店として選んだのは此方の老舗人気店。どちらかというと浅草寄りだが、田原町から行かねばならぬ。近くには同じ老舗の鰻屋「色川」、蕎麦の老舗「並木藪蕎麦」がある。 浅草の鰻三大老舗と言えば、前川、色川、初小川だが、此方のお店はこの中では一番新しい。それでも創業1907年(明治40年)というから、110年の歴史がある。 夜18時半過ぎに満席でないようにと願いながら、恐る恐る引き戸を開けた。意に反して、相席ではあるが"コの字"型のテーブル席が空いていた。店内は撮影禁止だというので、お店の中の実況中継をすると、入口のすぐ右側に小上がりのカップル席のような二人席(畳敷き)がある。酔っ払って居眠りでもしようものなら、下に転げ落ちそうになりそうなほど狭いスペースだ。 左側は厨房で、お店の中央部に四角いテーブル席(囲炉裏席のような感じ)があるが、壁際なので席数は6人程度のコの字席。奥に個室のような座敷席があるが、6〜8人程度のキャパでしょうか。とてもこじんまりとした昭和レトロな雰囲気のお店です。浅草を象徴するかのような小物、装飾品、貼り紙などが満載でした。 先ずビール中瓶と肝焼、上うな重をお願いしました。お通しは鰻ボーン、うな重の先出しのお漬物が出されました。このぬか漬けは、漬かり具合が絶妙でとても美味しかった。漬物と鰻ボーンをポリポリ食べながら待つ事20分以上、漸く肝焼登場です。1本650円だが、大振りな肝焼は食べ応えがある。この1本でどのくらいの数の鰻が犠牲になったのだろうかと、ふと考えた。此方のお店のタレは、甘みのない醤油のキレのあるタレ、このタレと肝の苦味、レバーの甘みが口の中でコラボして、とても美味しかった。 そして、30分以上経って漸く「うな重」登場、先ず肝吸いが運ばれて来た。お椀ではなくセトモノの丼、この肝吸いは、濃い出汁は使わずとても上品な薄味、三つ葉、わかめ、椎茸、そして肝、素材だけの味がシンプルに伝わって来る。うな重は、尻尾の方が2枚と多く、並べ方も他店とは異なり独特だ。「鰻だけは尻尾が旨い」とよく言われる。鰻の主成分である脂、DHPなどの栄養素は、鰻の後ろ半分に多い。尻尾の方のとろけるような柔らかさ、口当たりの良さはまた格別だ。ご飯は少し柔らかめと感じたが、ご飯粒一つ一つがはっきりとよくわかる。甘くない醤油タレが染み込んだご飯をお重の角から掻きこめば、これぞ至福の時…… 甘みを一切入れないのが、伝統的な江戸前の特徴だと言う。江戸前の伝統を忠実に受け継ぐ味が、此方の店にあるような気がした。ランチでまた来てみたい。そう鰻の肝に命じるのでした。 ご馳走様でした! 創業110年の鰻の老舗 江戸前鰻 浅草の鰻三大老舗の一つ 鰻屋放浪記NO.15 田原町(G18)鰻屋 2018鰻百名店

H.Yajimaさんの行ったお店

初小川の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3844-2723
ジャンル
  • うなぎ
営業時間
定休日
予算
ランチ
~3000円
ディナー
~4000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                東京メトロ銀座線 / 浅草駅 徒歩3分(200m)
東京メトロ銀座線 / 田原町駅 徒歩5分(360m)
つくばエクスプレス / 浅草駅 徒歩6分(410m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

14席

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
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個室