
聖蹟桜ヶ丘 裏通りに、この店は有ります。 ややもすると、通り過ぎてしまう。 そこに存在する事を知られたくない様に、 佇んでいます。 京王での仕事を終えて、まだまだ明るい夕方。 新倹見川へ帰宅するので嫌がる同僚を、一件だけ、サクッと済ませる約束で誘いました。 最初は、九嶺と言う呉出身の青年がやっている、お好み焼き屋に行ってみたのですが開いていず。 駅方面に戻り、この「さの字」の暖簾をくぐりました。 いつもは、常連さんが一杯で、まず座れません。 まだ、早い時間だったので、常連客1人だけ。 入り口近くの席に座りました。 先ずは、何と言っても生ビール‼️ 美味い❗️ ここの生ビールは、アサヒですが、スーバードライではなく、樽詰め生。 大阪、西日本では見かけますが、関東では取り扱う店は多くないのでは? スーバードライとは、違った味わいに喉も震えます。 お通しに、二品出て来ました。 ナスの辛味噌炒め。温泉卵&レタス。 同僚は、昨日の海の日に釣りに行き、太刀魚の釣果の自慢に花が咲きました。 魚が美味い店です。 手頃な値段のいわし刺し、鯵のなめろう小鉢を 頼みました。 待つ間に、生ビールをもう一杯。 だんだんと時間も経ち、常連さんがポツポツと 入り出してきました。 いつもは大将と奥さん、二人でやっている店ですが、 今日は1人。 奥さんの具合が悪く、しばらく休んでいる様です。 いわし刺しが、出て来ました。 見事な仕事。刺身が光っています。 太刀魚を捌いたばかりの同僚も、「俺にはできない…」と感心。 舌の上で、とろける旨さです。 ビールを急いで飲み干して清酒を頼みます。 土佐の酒、船中八策•純米超辛口。 広島は福山のお酒、天寶一•SPYCY 夏潤 。 キリッとした飲み口が、刺身を引き立てます。 鯵のなめろうの素朴な旨さが、酒に合います。 またまた、常連さんが入ってきました。 さぁ〜、潮時。ここで、お勘定。 締めて、6,300円。 うん、上出来です。 一年ぶり位に、この店に伺いました。 癖のある常連さんが多いので、ハマれば心地よいのですが… 土地柄、お金持ちが多いのです。 とてもそんな風に見えない常連さんの、金払いの良さには驚かされました。 腕は確かな大将ですが、長くいればいる程、 値段は判らなくなります。 料理が出てくるのも、遅くなります。 窓越しに、席が空いていれば、さっと座り、少しだけ飲んで、食べて、さっと帰る。 決して、長居はしない。 これを、心掛けて、また来たい店です。