天よこた@麻布十番 地図を見ながら行ったら、表の「天冨良よこ田」に辿り着いてしまった。でも、今回の店は「天よこた」でその裏手にあった。はたしてその二つの関係は? 「よこた」に詳しいブログから引用すると 『2020年末に「天冨良よこ田」の創業者が引退した際に経営権がチェーン店に売却され、現在その店に横田一族は関わっていない。僕は店を創業者の息子が継いだと勘違いし、去年(横田家が関わっていない)「天冨良よこ田」に訪れて、「味が大きく変わった」と驚いたものだ。しかし、息子さんが実は「天よこた」という別の店を開いていたと知り、この度訪れてみた。』と書かれており、その人はその後「天よこた」に通っている。 元々の「天冨良よこ田」は銀座天一出身。天一は老舗の名門でそこ出身の名店も多い。「天よこた」は父の流れを受け継ぐ江戸前天ぷら。王道を守りながらマッシュルームなどの新作も出している。2021年4月オープンだが、半年でミシュラン一つ星を獲得し、継続掲載中。予約はOMAKASEからだが、すでに予約困難の人気店になっている。店内の雰囲気も味も3年半とは思えない凄味を感じる。 印象に残ったのは、王道の海老、2種類の食べ方で提供するホタテ、椎茸に海老のすり身を挟んだもの、穴子、マッシュルーム、など。全体的に素晴らしい。写真は映えないのもあるので、一部のみ。 そういや、松茸も出たのに金額は一緒だったような・・・。 集合写真のTさんは食べ終えて、用事があったので集合写真を待たずに帰ったので合成です(笑)。9割男性の会でした。(^^; ●天ぷらの系統 天一系 天ぷら浅沼@日本橋 天亭@新橋 大坪@銀座一丁目 天白@千葉市 にい留@麻布台ヒルズ 車@館林 銀屋@白金台 いわ井@銀座 天政系 逢坂@虎ノ門ヒルズ 天孝@福岡 いせ@大森海岸 天真@麹町 山の上系 近藤@銀座 深町@京橋 前平@麻布十番 下村@新御徒町 楽亭(閉店) 天庄系 みかわーみかわ是山居 秋田みかわ@秋田 しおや@福島 なかがわ@築地 やぐち@人形町 ふく庵@門前仲町 あらたみかわ@虎ノ門ヒルズ
口コミ(8)
オススメ度:95%
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4回目の訪問。 天よこたは、 麻布十番の天麩羅屋だ。人気がかなり高く、予約を取りにくい。店内は8人掛けのカウンターのみ。 最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。 醤油に漬けた牡丹海老は、上品な甘みが素晴らしい。 その後は天麩羅となるが、品数が多いので、全般的な感想のみ。海老、キス、帆立貝、 穴子などの定番に加えて、とうもろこしやマッシュルームなどの変り種も供される。 とうもろこしは甘味が有るが、意外にも天麩羅にしても美味しい。マッシュルは、ペースト状にしており、香りが立ってくる。帆立貝は、レアに近い揚げ方で、そのまま供した後に、海苔に巻いた磯部焼きとしても供する。 衣は薄く、揚げ方はとても軽くて精妙。スダチか塩かカレー粉か天汁で食べるが、個人的には、魚は塩かカレー粉で、茄子などの野菜は天汁で食べるのが良いと思った。 最後は天丼か天茶だが、僕は天丼を選んだ。少し甘いタレで締めくくり。 店主の横田氏は、職人気質ながら新たな試みにも積極的に取り組んでいる。
冬の天ぷらが食べたいということで、麻布十番の「天よこた」へ。つい先日も来た気がするが、やっぱり季節ごとに食材が変わるので、そういうタイミングで訪れるのが吉というものだ。 最初ははまぐりのお出汁で胃を温めて、ぼたんえびのづけ。この、ねっとりとした食感を最初に持ってくるのがいい。柔らかいし、旨味が出ている。最初はビールにしてしまうんだけど、これを食べると日本酒が欲しくなってしまうんだよね。 シンプルな前菜で天ぷらが始まるのもよこたの特徴。 ・最初は海老。そしてその頭。 ・白ナス ・すみいか これが歯切れもいいんだけどもっちりしていて最高。 ・冬れんこん ・ベニテグリ ふっくらした魚でボリュームが有る。 ・ホタテ ・(何だったか失念!) ・山形の船形マッシュルーム ・穴子 ・海老 なかなか十分な量だが、ここからがご飯物。天丼or天茶が選べるが、毎回天茶にしてしまう。今回も天茶。器の大きさを選んで、かき揚げを仕上げてくれる。このかき揚げがまた最高なんだな。ということを思い出していたら、また食べたくなってきた。 いいお店ですよ、よこた。 #元麻布 #天ぷら
3回目の訪問。 天よこたは、 天冨良よこ田の創業者の息子が開いた店だ。人気がかなり高く、夜の2回転制だが予約を取りにくい。店内は8人掛けのカウンターのみ。 最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。 醤油に漬けた牡丹海老は、上品な甘みが素晴らしい。 その後は天麩羅となるが、品数が多いので、全般的な感想のみ。海老、キス、 穴子などの定番に加えて、季節が逆のオーストリアから輸入したアスパラガスなども供される。 帆立貝は2種類の方法で供された。半身の一つは通常の揚げ方。外側は揚がっているのに、中はレアに近い見事な揚げ方。新しい趣向として、もう一つの半身を磯辺焼きの要領で海苔に包んで手渡しする。鮨屋みたいな演出だ。 衣は薄く、揚げ方はとても軽くて精妙。全て美味しい。塩かカレー粉か天汁で食べるが、個人的には、魚は塩かカレー粉で、茄子などの野菜は天汁で食べるのが良いと思う。 最後は天丼か天茶だが、僕は天丼を選んだ。少し甘いタレで締めくくり。 弟子も取り、店主の横田氏には貫禄が付いてきた。客に対して冗談を言う余裕も出てきている。名人への道を歩み始めたと感じる。
天よこたは、 天冨良よこ田の創業者の息子が開いた店だ。開店して2年ほどだが、人気がかなり高く、夜の2回転制だが予約を取りにくい。店内は8人掛けのカウンターのみ。 最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。 醤油に漬けた牡丹海老は、上品な甘みが素晴らしい。 その後は天麩羅となるが、品数が多いので、全般的な感想のみ。海老、烏賊、キス、 穴子などの定番に加えて、髭付きのとうもろこしやマッシュルームなどの変り種も供される。衣は薄く、揚げ方はとても軽くて精妙。全て美味しい。塩かカレー粉か天汁で食べるが、個人的には、魚は塩かカレー粉で、茄子などの野菜は天汁で食べるのが良いと思った。 最後は天丼か天茶だが、僕は天丼を選んだ。少し甘いタレで締めくくり。 開店して2年経ち、店主の横田氏には貫禄が付いてきた。客に対して冗談を言う余裕も出てきている。名人への道を歩み始めたと感じる。