厳選国産食材を使った丁寧な調理とセンスの良いソースの組み合わせ。仔羊トリュフウニなどの大好物尽くしでとても満足度が高い♡ 冒頭紹介された蟹さんが、お魚のソースになって再登場しちゃう
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オススメ度:96%
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幻の「ジェリンヌドラカン」を食べませんか? そんなお誘いを受け、「ジェリンヌドラカン?なんだろう?」と思いネットで調べるも殆ど情報が無い… パリの三ツ星数軒と ベルギーの三ツ星数軒のみが使う少量育成の貴重な種類の鶏で今回日本への割り当ては10数羽程とのこと。 そんな貴重な鶏をいただく特別なコースです。 手の込んだアミューズから ・ミニバーガー、ブーダンノワール ・無花果、生ハム ・錦糸瓜、チョリソ、えんがわ、マジョラム ・パテドカンパーニュ 毛蟹、クルトン、コリンキー 甲殻類の出汁にキノコ3種 複雑な味ですがバランスが良いです。 白子 かぶ 春菊とラー油 コースは牡蠣でしたが、私が苦手の為、代わりで白子。 外はカリッ、中はフワトロ…めちゃくちゃ美味。春菊とラー油という渋めな組み合わせが合います。 どんこ椎茸、大麦リゾット、銀杏、鮑 ささみ、上から和栗をけずったもの そしてアルバ産トリュフ そしてついに「ジェリンヌドラカン」モモ肉 きめ細やかな肉質は柔らかすぎることも硬いということもなく、良く食べる鶏肉とは全く違うということをとても感じます。 自家製パイ オマール海老、アプリコット、ジロール茸、鳥スネ肉、根セロリ 「ジェリンヌドラカン」胸肉 網脂で焼いたもの。 セップ茸にベーコンなどで煮詰めたソース 私はお腹いっぱいになってしまって、少なめの量でお願いしました。 ジェリンヌドラカンのコンソメ 和梨、ほおずき、金木犀のゼリー モンブラン 小菓子 こちらのお店は2016年6月に白金高輪にオープンしました。 そこからあっという間に時が過ぎて私も2016年ぶりの再訪問でしたが、やはりとても素晴らしいお店でした♪♪ また伺います。 #時差投稿 #記念日デートにおすすめ #大人デート #大人女子会 #友人と・同僚と
久しぶりの同期とゆったりランチ。 見るからにオペラとしか思えない一品目。予想を裏切りブータンノワールやフォアグラが入っていた。この小さいサイズの中にこの味、コクなど奥行きがどっしり詰まっていて、一口目から心奪われる。 ホワイトショコラのスープも、120%のとうもろこしの甘み。田舎で採れたて茹でたてのとうもろこしをかじった時のあの甘さが蘇る。甘皮が歯に引っかかっることなしに、この甘みを味わえる贅沢さ。かかっていたオリーブオイルもとっても美味しかった。 そしていただいていて思ったのがソースの美味しさ。毛蟹とソバージュのクリーミーなソース、ラムのワインのコクが詰まったソース、それぞれに味わい深く、ソースが美味しいフレンチを食べられる幸せ。 こっそり一人で贅沢ランチにも良さそう。
6回目の訪問。 La Clairiere(ラ クレリエール)は白金高輪のフランス料理店だ。小さな店だが、白を基調とした上品な内装。複数有るコースの内、安い方を選んだ。先ずはプレートに本日の食材を並べて、給仕が説明する。 アミューズ ブーシュはイチジクとハム。蜂蜜も掛けて微かに甘いが、料理の導入部としても成り立っている。 セップ茸の前菜は、フォアグラやスプマンテ状のソースが複雑な食感を生み出している。 続く皿は、チコリみたいな苦味のあるイタリアの野菜をフリットにしている。揚げ方は精妙で、パルメザン チーズもアクセントとなっている。今まで無かった方向性の皿で、とても印象的だった。 蟹の前菜は、蟹の身を解して、蒸した後に軽く焼いている。コンソメのジュレが見事。 北寄貝は、クスクスみたいな素材を添えて、複雑な味わい。 白子は、中心部のネットリとした食感と、外側のカリッと焼いた食感の対比が素晴らしい。 魚料理は、平目に帆立貝を練り込んでおり、ハンペンを思わせる食感で、少し不思議な味。 主菜の肉は複数の選択肢から森鳩を選んだ。複数の部位を異なる調理法で仕上げている。胸の部分はやや弾力が有り、内臓から作ったサルミ ソースはかなり濃厚。脚などは赤ワインのソースで食べさせる。木の子がアクセントとなっている。かなり古典的な料理だ。 パティシエが入店したせいか、デセールが進化していた。一品目の蜜柑は、酸味と甘味のバランスがとても良い。 二品目は、栗のアイスクリームにメレンゲを掛けたもの。メレンゲはとても軽い食感。見事なデセールだった。 食後にシェフが挨拶に来てくれた。 料理は古典を基にしながら、様々な工夫を凝らしている。一皿毎に大変な手間が掛かっている。満足した。
2021年ラスト投稿は、最愛のレストランであるクレリエールさん。 この日は『ジェリンヌ・ド・ラカン』という、卵の時点から出荷するレストランが決まっている仏産の超レア食材を一羽丸ごと食べ尽くすコース。 定番のアミューズ4種から始まり、毛蟹には茸と甲殻香るソースをあしらった前菜、昆布盛の牡蠣に濃厚なパルミジャーノと赤ワインのリッチな酸を感じるソースと、序盤からオートキュイジーヌなフレンチ料理が続く。 ここからジェリンヌ・ド・ラカンを使用した料理が始まり、最初は笹身と手羽にどんこ椎茸と鮑を合わせ、上からアルバ酸の白トリュフをすりすり。 続いては股をシンプルにローストし、鶏の力強い旨みとマッチョな弾力を堪能。 茹でた脛肉はオマール海老とジロール茸と共にヴォロヴァン仕立てに。 メインはセップ茸を包んだ胸肉をロースト、茸香と鶏の旨味の主張が強烈で、鼻腔と舌に刻み込まれる美味さ。 骨から取った、油膜を貼るほど濃厚なコンソメには手羽元とモンドールを。 和梨とほおずきに金木犀で香り付けしたグラニテで舌をリフレッシュした後は、その場で焼き上げたメレンゲを使用したモンブランに蜜柑のアクセント。 ワインのペアリングも料理にピタッと寄り添うし、サービスも程よくカジュアルで居心地良いし、レストランを構成する全ての要素が高水準でマイベストレストランの地位は不動です! 今年もお世話になりました、来年もよろしくお願いします! #フレンチ #白金高輪 #人生には飲食店がいる