あさ野

あさの

予算
~8000円
~1000円
最寄駅
東京メトロ銀座線 / 末広町駅 徒歩5分(380m)
ジャンル
割烹・小料理屋
03-3251-3719

【夢うつつ幻のサバ味噌煮】 神田明神下「あさ野」。 昭和3(1928)年創業の割烹・小料理屋。 創業者は、現女将さんのお母さん。 現女将さんも83歳ぐらいになられているはずです。 「サバ味噌煮」が「あさ野」の人気料理。 ある日、それを調理していた板前さんが、くも膜下出血で急死されます。 女将さんは、常連客に味を確かめてもらいながら、1年がかりで、その「サバ味噌煮」を、再現されました。 「あさ野」のランチ営業は、火~木の週三日で、11:30~12:30の一時間だけです。 そのランチに、月2回だけ、「サバ味噌煮」が登場します。 ありつくためのハードルが高くなるのも無理ありません。 この「サバ味噌煮」、煮込むのに10日もかかるのです。 ランチのメニューは、「魚定食」のみ。 そして、お客は、常連さんばかり。 引き戸を開けて暖簾を潜ると、みな黙って、カウンターに着席。 L字カウンターの角にある大皿から、好きな副菜を小皿に採ります。 女将さんが、お茶、ごはん、味噌汁、そして、その日の魚を差し出して来るのを待ちます。 その日の魚、器が差し出された瞬間、ドキリとしました。 これは、どうみても、幻の「サバ味噌煮」ではないですか。 隣のサラリーマン二人連れが、この幸運を喜び合っています。 (私は、この喜びを、Rettyを閲覧されている方々にお伝えしたい。) サバを、ブツ切りで煮込んであります。 試しに、中骨に沿って、開いてみました。 中まで、確り味噌が浸透しているのが分ります。 言い忘れてはならない重要ポイント。 中骨ごと、全部が食べられます。 歯が当たると崩れ去る中骨の食感。 中骨のさらに中まで、味噌が浸透しています。 身からあふれ出る芳醇な旨味がたまらない。 味噌汁は、油揚げと豆腐に、たっぷりの三つ葉。 副菜が、また、どれもこれも美味しい。 幸せな気持ちになります。 お礼を言って、千円札を1枚お渡しし、店を出ました。 神田明神へと向かう石段(男坂)を登ります。 【蛇足】 「明神下 あさ野」から、神田明神を見上げた辺り。 そこに、「銭形平次の碑」があります。 碑の足元は円形で、寛永通寶の文字。 大きな「銭形平次の碑」の脇には、小さな「八五郎の碑」まで控えています。 「親分てェへんだ~、あさ野のサバ味噌煮がウマすぎていけねェ~」

南 たすくさんの行ったお店

あさ野の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3251-3719
ジャンル
  • 割烹・小料理屋
営業時間
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~8000円
クレジットカード
不可

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                東京メトロ銀座線 / 末広町駅 徒歩5分(380m)
JR中央線(快速) / 御茶ノ水駅 徒歩6分(470m)
東京メトロ千代田線 / 新御茶ノ水駅 徒歩7分(490m)                        

                        

座席 修正依頼

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

03-3251-3719