炎の芸術、チャーハン。 ベトナム「ちゃん」なのか、「ベトナムちゃん」なのか、店のお名前の切れ目が気になりますが、それはさておき、このチャーハン、魅力的だと思いませんか? このチャーハン。実は遣隋使の頃に日本に伝わったものは、胡麻油で米を炊く、アブライイ、というものだったらしく、まあ、ピラフ的な最初からスープなど味をつけてご飯を炊くものだったそうです。 それがいつの頃からか、残り飯を炒めるチャーハン、いわゆる焼き飯になったのは安定火力の強い炊事場ができてからだとか。炎の芸術なんですね。 こちらベトナムちゃんのチャーハンは見事なまでのお碗型。しっかり固められているから米粒ぎっしり。だけど、一粒一粒お米が独立共和国。 サラダや唐揚げにも独特のスパイスがかかっていて、これが、心の奥底にあるオリエンタリズムをくすぐります。 フォーはあっさり、こちらも香菜が良いスパイスに。 フルーツがついて950円。 こちらのベトナム料理は香り豊かで、昼から意識が遠のきます…※単純に満腹で眠い…。
