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千成亭

せんなりてい

予算
~1000円
~1000円
最寄駅
西武池袋線 / 清瀬駅 徒歩7分(500m)
ジャンル
ラーメン 中華料理
定休日
毎週水曜日

【町の中華食堂でラードのオムライスと玉子スープを】 喫茶店に洋食屋、オムライスという 文字が目にとびこむと無性に嬉しく なり、ついつい頼んでしまう。 それは町の中華食堂とておなじで、 オムライスには抗い難い魅力がある。 この日は呑んだあとにしめを欲し、 この界隈をぶらぶらと練り歩く。 駅から少しはずれた辺りに外観、灯り ともに惹かれる中華食堂があった。 いそいそと扉を開くと、年配の ご夫婦が切りもりされている様子。 カウンターの端に腰をおろし、 とりあえず〈瓶ビール〉580円を。 こちらの前から呑みすぎており、 罪悪感もあり健康的なものも頼もう。 玉子スープ350円とザーサイ200円を。 ザーサイをかりかりつまみ、ビールを 呑む。ふわふわとした卵に、鶏ガラの 出汁、とろみがついた玉子スープで すっきりと胃をととのえる。 一息ついて、メニューに目を配ると、 ありましたよ、オムライス。 すぐにオムライス640円もたのむ。 カウンターごしに中華鍋をふり、 カチャカチャと炒める音に酸味が ふわっと漂うケチャップの香り。 ほどなく配膳される。 白い皿に、卵の黄色、ケチャップの赤。 このコントランスが実にたまらない。 卵はふわっとしたタイプというよりは 薄焼き卵でコーティングしたもので、 スプーンをいれ、卵、ケチャップライス ケチャップを一口大にかたどり、これを 口にほおりこむと、旨い。これですよ。 ラードのこくに、酸味が少したつ ケチャップライスはねっとりとして まとわりつく食感。豚肉に玉葱という 具材も、いさぎよくて、たまらないし ラードと豚肉の相性はやっぱりいい。 あとはカチャカチャ、スプーンを 持つ手をゆるめず、一気呵成。 途中、玉子スープでケチャップの重みを さっと洗いながし、またオムライスへ。 ささっと平らげるとケチャップの 甘みと酸味がふわっと、胃の奥から 立ちのぼり、この余韻がたまらない。 皿から顔をあげ、あたりをみると、 S字型のカウンターはまばらに人の 姿もあり、扉をあけて訪れる顔も どこか嬉しそう。町の中華食堂が 持つ包まれるような安堵感に誘われ 入ってきているのがみてとれる。 ごちそうさまでした。 次は何をいただこうか。 冬グルメ

Hirotaka Kawasakiさんの行ったお店

千成亭の店舗情報

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ジャンル
  • ラーメン
  • 中華料理
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~1000円

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                西武池袋線 / 清瀬駅 徒歩7分(500m)