ジャマイカ国旗たなびく異国籍バー風なラーメン屋の名店。緑黄赤のラスタカラーにあふれ、ルーツレゲエミュージックが流れる店内。キワモノ臭満点なドレッドヘアーとアフロの兄ちゃん二人。彼らが創り出すラーメンは和風の香り極まった無化調スープと自家製麺の正統派醤油ラーメン。いけない葉っぱなど決して入っていない。このギャップ感がたまらない。 無化調ながら見た目は濃い醤油色のスープ。 食べ初めは鶏ガラ風味主導だが、食べ進み表面の油が枯れてくると鰹風味にバトンを渡すというたまたま二部構成になっちゃった的なスープはあくまでもスッキリ。 細くも太くもない丸断面のストレート麺は、噛むとモチっとした不思議な食感。 タピオカのデンプンによる弾力と喉越しの良い非常にうまい自家製麺なのである。 このマイルドな麺やスープにははっきりした味のチャーシューやメンマが際立つ印象だ。 外観、店内、店員の印象で、どんなパンチのあるラーメンが出てくるのかと上がりっ放しになったテンションが、最初の一口でその真面目過ぎる味わいに一気に鎮火されるだろう。 しかしわずかに残った火種が、食べ進めるうちにじわじわと再燃しやがて燃え広がる。 具を食べ、麺を吸い込み、スープをすすり終わる頃には、当初のテンションを確実に上回る高揚感で満たされた。 70年代に巷を席巻したボブ・マーリー、ジミー・クリフ、ピーター・トッシュなどのサウンドが耳に残る。地を這うようなベースライン、カッティングとリフ主体のギター、ドラムはリムショット多用のワンドロップ、持続的なリズムが心地良い。ここのスープと麺はこの持続的な心地良さと共通するものがある様に感じた。基本メニューがしっかりしているため、キワモノ的なメニュー(JUNK、味噌、あぶらは、激辛など)を頼んでも満足感が高いが、一番最初は基本の「らはめん650円(大盛りまで無料)」を食べて、ここならではのギャップ感を是非とも味わって欲しい。
Sana Yoshiさんの行ったお店
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欧風カレー ボンディ 神保町本店
神保町駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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丸健水産
赤羽駅 / おでん
- ~1000円
- ~1000円
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出町ふたば
出町柳駅 / 和菓子
- ~1000円
- 営業時間外
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丸五
秋葉原駅 / とんかつ
- ~3000円
- ~3000円
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イノダコーヒ 本店
烏丸御池駅 / カフェ
- ~2000円
- ~2000円
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たいやき わかば
四ッ谷駅 / スイーツ
- ~1000円
- ~1000円
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キッチン チェック
池袋駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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赤坂 四川飯店
永田町駅 / 四川料理
- ~2000円
- ~8000円
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フレンチ パウンド ハウス 大和郷本店
巣鴨駅 / ケーキ屋
- ~2000円
- ~1000円
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はせ川
両国駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~3000円
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資生堂パーラー 銀座本店 レストラン
新橋駅 / ビストロ
- ~3000円
- ~15000円
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フルーツパーラーゴトー
浅草駅 / カフェ
- ~2000円
- ~2000円
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とん太
高田馬場駅 / とんかつ
- 営業時間外
- ~3000円
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味噌麺処 花道庵
野方駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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土手の伊勢屋
南千住駅 / 天ぷら
- ~3000円
- 営業時間外
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俺のフレンチ 神楽坂
牛込神楽坂駅 / フランス料理
- ~4000円
- ~4000円
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草月
東十条駅 / スイーツ
- ~1000円
- ~1000円
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szechwan restaurant 陳
渋谷駅 / 中華料理
- ~2000円
- ~15000円
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どぜう飯田屋
浅草駅 / うなぎ
- ~3000円
- ~5000円
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無鉄砲 東京中野店
沼袋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円