ミカド珈琲 日本橋本店

MIKADO COFFEE

予算
~1000円
~1000円
最寄駅
東京メトロ銀座線 / 三越前駅 徒歩1分(53m)
ジャンル
コーヒー専門店 喫茶店 アイスクリーム カフェ スイーツ
定休日
無休
03-3241-0530

「ミカド珈琲店 日本橋本店」の創業は、昭和23(1948)年のこと。 終戦直後は、珈琲豆が輸入できませんでした。 それが、この年、連合軍放出コーヒーの払下げが行われたのです。 同じ年に、神田小川町で斎藤コーヒー店も創業しています。 [この時代の珈琲豆を巡る物語については、「斎藤コーヒー店日本橋店」への投稿(2015年7月13日)を、ご参照ください。] 当初、仕入れてきたコーヒー豆を、ドラム缶で炒っていました。 この作業が珍しく、見物客が群がったそうです。 「ミカド珈琲店」は、スタンド珈琲の元祖です。 当時の珈琲価格の半額で、立ち飲みでの提供を始めました。 一部の人しか知らなかった珈琲の味を、より多くの人に知ってもらおうとの思いからです。 「日本橋本店」に入ると、入口にレジカウンターがあり、1Fの奥は今も立ち飲みとなっています。 スタンド珈琲としての矜持を、保っておられるのでしょう。 私は、「オリジナルケーキセット」をいただきたいので、2~3Fのテーブル席へ。 「旧軽モカロールケーキセット」800円を、ホット珈琲でお願いしました。 「ミカド珈琲店」は、昭和27(1952)年に、「軽井沢旧道店」を出店しました。 ジョン・レノン夫妻が、名物のモカソフトを好んで食べに来たことで有名です。 私がオーダーしたロールケーキには、その「軽井沢旧道店」のハウスブレンド珈琲「旧軽通り」を、使用しています。 生地の香りが素晴らしい。 そして、滑らかなコーヒークリームたっぷりです。 ミントの載ったホイップクリームと、長野県特産の花豆が二つに切られて添えられており、此方も美味しい。 一方、ホット珈琲は、創業時から受け継がれた日本橋ブレンド。 バランスが良く、マイルドな口当たりです。 「ミカド」の店名は、1885年初演の英国オペレッタから着想されたとのこと。 「世界に通用する味をつくる」という志が込められているそうです。 「ミカド」の初演当時、ロンドンで日本展が開かれ、イギリスは空前の日本ブームとなっていました。 しかしながら、当時のイギリスにとって、日本は物語世界のように遠い場所。 荒唐無稽な物語となっています。

南 たすくさんの行ったお店

ミカド珈琲 日本橋本店の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

予約・問い合わせ 03-3241-0530
ジャンル
  • コーヒー専門店
  • 喫茶店
  • アイスクリーム
  • カフェ
  • スイーツ
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~1000円
クレジットカード
不可

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                東京メトロ銀座線 / 三越前駅 徒歩1分(53m)
東京メトロ銀座線 / 日本橋駅 徒歩4分(320m)
JR総武本線 / 新日本橋駅 徒歩5分(350m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

60席

(2階30席、3階30席(1階は立食形式))

カウンター
喫煙 不可

(完全禁煙)

※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

サービス・設備などの情報 修正依頼

お店のホームページ http://mikado-coffee.com/

03-3241-0530