六本木一丁目にひっそり佇むフレンチ。お店の方が自分たちでハンティングに赴き、調理してくれるでお馴染み。 コースではなくオードブル。冷菜、温菜、メインとカテゴリーがあり、冷菜と温菜は1人1皿、メインは2人で1皿が適量とのこと。3人だったのでメインは2皿お願いしました。 ◼︎冷菜 佐賀嬉野で仕留めたイノシシのブーダンテリーヌ ココナッツの香り シェフが採ってきたセップ茸の温かいクレームで ブーダンという名の通り、血と脂でまとめたテリーヌ。非常にねっとりしていますが、後味は清々しい。ココナッツやセップ茸の存在感大きいですね。 ◼︎温菜 神奈川で仕留めたみかんヒヨドリの炭火焼 グランマニエ風味 ヒヨドリは柔らかく、ジューシー。そして軟骨まで食べられるのが特徴ですかね。脳みそもチューっと吸っちゃいました。 ◼︎メイン 茨城で仕留めた日本キジ胸肉の低温加熱 日本キジモモ肉と山栗のフリカッセ ソースヴァンジョーヌ キジは挽肉にしたからか、そこまでジビエを食べてる感覚にならず。でも食感がすごくしっかりしていたなあ。 ◼︎メイン 佐賀嬉野で仕留めた仔イノシシロース肉の低温ロースト シェリーヴィネガー風味 イノシシってすごく美味しい。仔イノシシだからなのかな、臭みが全然ない。と思ったら、噛めば噛むほど良い意味でジビエ感。 ◼︎デザート 紅玉りんごのタルトタタン キャラメルソース シナモンのアイスクリームとともに お酒はシャンパンや赤ワイン、食後酒を頂きました。途中途中でハンティングのエピソードを聞いたり、とても非日常で楽しかったです。夏はウナギなんかも出してるそうで、1年通して飽きない店なんだろうなあ。
口コミ(18)
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六本木一丁目のフレンチ 店主やソムリエの方もハントに出向くジビエが評判のお店です。お料理はアラカルトのみで、冷菜、温菜を各自一品ずつオーダーし、2人ならメインを1種類選びシェアするような、そんな選び方になります。 冷菜は、海ガモのバロティーヌを頂きました。海苔を食べているらしい海ガモ、ソースも海苔を入れたものに、半熟の卵を溶かして絡める、詰めいてる肝はあん肝みたいなテイスト。お酒が進みすぎる前菜でした。 温菜は、熊の手とフォアグラをパイ包み。熊の手は、毛の処理が大変ならしく、最後はピンセットで一本一本抜いていくんだとか。煮崩れないように一定の温度に保ちつつ数日煮続けて仕上げた一品。終始笑顔でした。 最後は、蝦夷鹿の食べ比べで二頭の鹿を頂きました。案外、歳を食ってる方がジューシーだったりしました。 とても満足度の高い食事でした。今シーズン、もう一度ジビエを頂きたいなと思い帰りに予約を取ってしまいました。再訪が楽しみです。次は2月頭にヒヨドリ。
東京で一番すきなジビエ中心のお店。 完全予約制です。 席は、4人掛け(?)テーブルが2つ、奥の部屋に2人掛けのテーブルが2つ、カウンター4席ほどです。 店長が狩人さんで、新鮮な日本のジビエをいただけます。 運がよければ、珍しい蝦夷雷鳥も♪ 素材の味を楽しむことができる方にオススメしたいです。 2014.4追記 モリーユ茸が食べたくてお伺いしました。国産の摘んできたフレッシュなモリーユ茸と黄ワインのソースで調理されたキジが絶品でした。 この季節は、お店の入り口の藤も見頃を迎えますので、そちらもオススメです。 2014.10追記 全国に先立ち、北海道が狩猟解禁になりました。依田シェフも狩りに行かれるとのことで、この時期は休みが不定期に。頭の下がる思いです。 蝦夷雷鳥を仕留めたとの連絡をいただき、伺うことに。 (※期間内にシェフにメールをお送りすると、仕留めたお知らせメールをいたくことができ、メニューにはないお料理をいただくことができると伺ったので連絡させていただきました) ※詳細はシェフのブログにて 4種類のジビエのパテ・ド・カンパーニ、蝦夷雷鳥の温菜、鹿の食べ比べ、チーズ。美味しかったです。 11月末にまた伺います。
ジビエをこんなに美味しく食べさせてくれるお店はなかなかないかと。 料理が美味しいのはもちろんだけど、シェフが自分で猟をしてとってきた猪なり鹿なり兎なり雉なりの話をしてくれるのがとても面白い! お店もメチャ雰囲気があり、ハマる人はとことんハマるかと。
【本格的なジビエが楽しめるお店】 友人のお誘いでこちらのお店へ。 ここまで本格的なジビエはこれまで経験がなかったので非常に楽しみでもありました。 お店は路地に入ったところにひっそりとあり、あやうく通り過ぎてしまうところでした。 店内の照明は薄暗くろうそくの日が揺らぐ落ち着いた空間、壁には鹿やいのししなどの剥製が飾られており隠れ家というよりかは狩人の家といった雰囲気です。 料理は4名でシェアして頂きました。 内容は下記の通り。 ・本日のオードブル ■北海道占冠のヒグマ・下田の仔イノシシの背脂と サマートリュフ・セップ茸・トンビマイタケをたっぷり入れたブーダンテリーヌ ■昨シーズンにシェフが仕留めた仔イノシシと蝦夷鹿の生ハムのアンサンブル ■青森産活〆平目とオオモミ茸のグリエ 自家製ベーコンを添えて ■フランス産キジ肉とサマーセップ茸・ハナビラ茸・ サマートリュフ・フォアグラの温かいコンソメロワイヤル ・本日の水槽より ■蝦夷アワビのリゾット仕立て サマートリュフ添え ■愛知産白ミル貝と相模産サザエ・ショウゲンジ茸のフリカッセエストラゴン風味 ・本日の肉料理 ■北海道占冠で仕留めた夏の蝦夷鹿ロース肉のローストとフレッシュフォアグラのソテー ■北海道占冠にて仕留めたヒグマ(オス3才)モモ肉のロースト シェフ自ら狩にでかけ仕留めた食材だからだと思いますが、それぞれの料理からシェフの情熱が伝わってくる感じがします。 独特な味や香りなどはそれなりにあるかと思いますが、それほどまでには感じず食べやすく調理されていると思います。 食後、シェフへ料理や狩りについてジビエへの思いなどお聞きし、ジビエの素晴らしさを改めて感じることができました。 貴重な食材の命を美味しく頂いたことに感謝です。 ご馳走様でした。 #ディナー #ジビエ #料理:◎ #雰囲気:◎