静岡県島田市にある蕎麦の名店『藪蕎麦・宮本』を訪問。 11時半の開店時刻に合わせて行くつもりが、諸般の事情により到着したのは午後2時過ぎ。営業が終わっていないかドキドキ。 雰囲気のある古民家で、店内の待ち席はいっぱいでも、ゆったりとした空気が流れている。外の椅子にも一組。 中に入ってまだ蕎麦が残っているか訊ねると、奥でしばらく確認してOKとの返事。 良かった。(*^^*) 私の次の一組までで終了。危なかった。 ◆春野菜の天ぷら・・・こごみやふきのとうに山菜独特の苦味がなくサラっと揚げられている。苦味も好きだがこういうのも悪くない。 土ゴボウもサクッとして、今までにない食感。 ◆手挽きそば・・・知らないで来ると驚くほどの量の少なさ。3枚とか頼むのはごく普通。ホシの入った極細の蕎麦。空気をうまく含ませ、しっとりとして非常に繊細。つゆは江戸藪そば系のから汁なので、ちょっとだけつけて。 ◆にしんそば・・・こちらも蕎麦の量は少ないが平ための器のため気にならない。こちらは極細ながらコシの強い更科そば。上にドンと乗っているにしんのインパクトが強い。店で一週間かけて炊いたものとのこと。 どれも絶品で、わざわざ遠くから来る価値のある店だった。ただし金額もそれなりにかかる。(^_^;) ※店内撮影禁止のため、蕎麦の写真なし。
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