横浜のラーメンといえば、全国に分家やインスパイヤ系のある家系ラーメンが有名ですが、それと人気を2分するラーメンのスタイルがあります。 コッテリした家系の豚骨スープとは対照的に、透き通ったスープとストレートな麺が特徴で、素材の味を引き出したあっさりとした味わいが魅力です。 女性を中心とした人気があり、その特徴から「神奈川端麗系」と呼ばれています。 神奈川端麗系の元祖とされるお店が、今回訪れたくじら軒です。 最寄り駅はセンター北駅で、横浜市営の2つの地下鉄、グリーンラインとブルーラインの交点にあります。 神奈川端麗系は、吉村家のようなフラグシップ店がなく、むしろ有名店は全てフラグシップといえるほどの名店だと思います。 横浜を中心に広がっていますが、広い横浜市内に点在しています。 くじら軒も横浜の中心街から離れた市街地近くに立地しており、地域に愛されているお店だと思います。 名店揃いですが、お店自体が落ち着いた感じなのも、神奈川端麗系の特徴なのかもしれません。 横浜駅から地下鉄に乗り換え、電車に揺られてお店に到着しました。 店内は広く、土日の昼には少し早い時間に行きましたが、待ち時間なく、すぐカウンターに通されました。 メニューは、基本は薄口醤油、濃口醤油、塩ラーメンの3種類があり、それにそれぞれ味玉入りやチャーシュー入りなどがあります。 今回は、看板メニューのパーコ入り(パーコ麺)を、薄口醤油で注文しました。 パーコは排骨で、骨付きバラ肉を意味します。 ただ、日本の場合、排骨麺というと骨は付いていないことがほとんどで、くじら軒のパーコ麺も、揚げた大きな豚肉をざく切りにしたものがラーメンの中で存在感を主張していました。 味のしっかりついたパーコがラーメンにパンチを効かせていて、人気があるのが頷けるおいしさでした。 塩辛そうな見た目ですが、意外にあっさりしており、飽きもこなかったです。 定番の海苔、ナルトともマッチしていて、食べ終わった後はスープまで全部飲んでしまいました。 とてもおいしいラーメンでした。なかなか訪れる機会の少ない場所ですが、近くまで来ることがあれば、また行きたいと思わせるお店です。 #ご当地グルメ #ご当地ラーメン #神奈川端麗系
口コミ(114)
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東京駅に行く度に食べた思い出の店です。いまはもうないですが、いまでも東京駅に行く度に探してしまいます。
1996年創業。 『青葉』『麺屋武蔵』を加えて96年組と言われるお店であり 神奈川淡麗系の元祖とも言われているとかなんとか。 不動のNo.1メニューだという 「支那そば 濃口醤油味」¥850 醤油のキレがけっこうある。 動物や魚介系な出汁感もあり美味。 もう少し昔っぽい味みたいなのを 勝手にイメージしてたのだが違かった。 しなやかな細ストレート麺はちょい硬め。 途中に食べるシャキシャキした青菜が良い感じ。 ずっと来てみたかったレジェンド店に大満足。 塩味でも食べてみたいですね。 #神奈川県 #横浜市 #ラーメン
チャーシュー麺。 サラッと澄んだスープですが、動物系の中に魚介を感じコクはあります。ツルッとしたストレート細麺、柔らかいチャーシューにメンマ。くじら飯との相性バツグン。 ご馳走様でした。
上大岡店は何度かお邪魔しましたが本店は駐車が困難と思って避けてましたが裏に駐車場があると知り始めて訪問 おいしい!