夏目漱石の『吾輩は猫である』や正岡子規の『道灌山』などに「芋坂の団子」として登場する『羽二重団子 本店』さん。初代澤野庄五郎氏が現在地に開いた「藤の木茶屋」がはじまりだそうです。 団子のキメが細かく絹織物の羽二重のようだと評判になり、それがやがて菓名となり屋号となったとか。現在の店主は7代目の澤野修一さん。 文政二年(1819年)創業で、6代百八十年引き継がれてきた伝統の和菓子です。 『羽二重団子』は滑らかで粘りがありまず。焼きと餡の2種類あります。2つとも味わいたいと思い2種類購入しました。通常は一串にお団子4つですが、私が購入したのはお団子2つの『ミニ餡だんご 183円』と『ミニ焼だんご 183円』です。 餡の方は一粒一粒こし餡で包まれています。北海道産の小豆を使う渋抜きこし餡は甘さ控えめ。さらりとした舌触りで柔らかいお団子が美味しい。歴史を感じる素朴な風味。 焼き団子は、生醤油を付けて焼いてもだれないように水加減を調整してあるそうです。餡団子の生地よりもやや固めの仕上がり。適度な歯応えと焼き目の香ばしさが美味しかったです。 歴史ある伝統のお団子がいただけて幸せでした!
駅から近い
PayPay決済可
禁煙
おひとり様OK
夏目漱石や正岡子規も通っていたといわれている1819年創業の団子屋さん
1819年創業のお団子屋さん。夏目漱石や正岡子規も通っていたといわれていて作品にも登場する由緒あるお店。醤油とあんこのだんごがセットになっている。手入れをされた庭を眺めながらだんごを食べることができ、ホッと一休みできるお店。