「ご飯に合うカレー」が神レベル過ぎるカレーの名店。 日本のお米で食べる本格派インド風カレーが極上過ぎるお店です。 お一人様で行ってきました。 2024年8月11日 日曜日 15:10 *ポークビンダルー ごはん少なめ(150g) *トッピング 煮卵 *能登かぼちゃのプリン ポークビンダルー こちらのお店で合い盛りはありません。ドライカレーとビンダルーのどちらにするか悩んだ挙句、まずはインドゴア地方の辛くて酸っぱいカレー「ポークビンダルー」に。ライスは少なめで煮卵をトッピングしました。ポークビンダルーの美味しさのポイントは酸味よりも香り。フェンネルではカレーの辛さを辛さ0・中辛・辛口から選べますが、本場インドの香りを忠実に再現するため、それぞれ使う唐辛子を変えてます。さらに、八角、クミン、マスタードシード、クローブ、シナモン等多数のスパイスを加わえ本場仕込みの香りと味にする工夫が光る絶妙な美味しさ。さらに、これだけスパイシーで尖ったカレーをご飯に合うように仕上げるために、米油で炒めた生の玉葱にじっくり炒めあげた玉葱ペーストの2種類の玉葱を使う拘り。油は少なめなので、さっぱりとご飯に合う味わい。手間暇かけているなんてレベルではありません。ここまで徹底して味に拘るからこそ、合い盛り無しなのです。 さらに、具材の豚肩ロースは、ペースト状にしたスパイスでマリネしてから煮込んでおり、肉そのものが激ウマ。大久保の名店「魯珈」の「ラムカレービンダル風」も、やはり肉をマリネしてから調理しており、手間はかかるのですが、こうする事で肉の旨味でカレーが奥深い味わいになるのです。 付け合わせのピクルスは、季節の野菜を使った箸休めにベストな美味しさ。しかも、カレーと合わせて一緒に食べても絶妙な味変になるパランスの良さ。知識・経験と技術・妥協のない拘りで作り出される段違いの美味しさです。 能登かぼちゃのプリン この日は「能登かぼちゃウィーク」と言うことで、石川県珠洲市産えびすかぼちゃを使用したプリンもオーダー。かぼちゃの優しい甘味が味わえる、固めでねっとりした口当たりのプリン。スパイシーなカレーの後にほっこりできました。 この小さなデザートを頂くことで、被災された方々へ少しでも元気を届けられるなら嬉しい。 カレーとプリン、美味しく完食いたしました。 「カレーショップ フェンネル」は、2022年7月にオープンしたカレー専門店。オーナーシェフ加来翔太郎氏と雑貨やデザインが好きな小川さんの2名で切り盛りするお店です。加来氏はサラリーマン時代から、会社の仕事をこなしつつ名店『草枕』で時々お手伝いをする程のカレー好き。その後、大使館のインド人と世間話できるくらい通い詰め、ちゃんとした労働ビザを取って、なんと会社を辞めてインドへ。ケララ州のホテルで半年ほど修業され帰国。帰国後は「シターラ」、「桃の実」、「ウミネコカレー」などで研鑽を積んできた超実力派シェフなのです。カレー業界では、加来氏が自分のお店を開く前から、凄腕カレーマニアとして有名人だったとか。そんな加来氏は、インドから帰国して10年、西荻窪に「カレーショップフェンネル」をオープン。 コンセプトは「ご飯に合うカレー」。 インドの修行で培った技と知識、経験を生かした本格インドカレーと日本のお米の美味しい融合が1番のポイント。これが、半端なレベルではない。本場のインドカレーに日本の良さが融合した、新しい「カレーライス」と言った感じ。 お店は古い煙草屋さんの住居をリノベーションしたノスタルジックな雰囲気。 加来氏の拘りと小川さんのセンスで、温かみのあるアットホームな雰囲気がとても良い。居心地抜群です。また、お店の看板キャラである猫「フェンネルさん」は、猫好きな小川さんが以前から何となく描いていた絵なんだとか。メニューも手作り感があって、色々とほっこりできる要素もたっぷり。 僕は「ドライカレー」と「バターチキン(よくあるバタチキとはひと味も二味も違うようです)」も絶対食べたいし、限定の「本日のカレー」も何度も味わいたい。カレーもお店も通いたくなる魅力満載です。 ちなみに、お店は本日2024年10月1日まで夏休み休業中。明日10月2日から営業開始ですよ。 カレー好きはニシオギへ行きましょう。 とってもおすすめ。 #シェフが本場仕込み #本場の味 #日本米 #白いご飯が合う #絶妙なスパイス使い #実力派 #丁寧に作られた #アットホームな雰囲気 #落ち着ける店内 #百名店 #Retty人気店 #西荻窪
口コミ(19)
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西荻窪にあるカレーショップフェンネルへ。前から存在は知っていたけど昨年から人気が急上昇したため、時間を作って行ってみた。水曜日、開店と同時に到着したら一巡で入れた。私の後にはまだ二席。 なんでも美味しいようですがよくレビューで目にするポークビンダルを。辛くて中毒性があり感心。最後のルーは大切に食べました。人気の理由がよくわかりました。
スパイスの効いた絶妙な味わい。 そして、必ずヨーグルトは食べるべき。 カレーが嫌いな人でもヨーグルトを食べに来る価値あり。
・バターチキン ・かぼちゃのプリン カレー本当に絶品です。。。
お店の看板がなく、場所がちょっとわかりにくい。道路に置いてある木製の椅子にちょこんと『インド風カレーライス フェンネル 2F』OPENの木札が乗せてありました。 細い階段を上って2Fへ。今日はワンオペでやっていらっしゃる様子。通常はは別の方もいらっしゃるみたいですね。いつもより更に時間がかかるとの案内書きがありました。 古民家を改装した店舗なのですね。古い構造物を上手にリノベーションした店内。そのレトロさが新しい。 『マトンカレー(3辛) 1,250円』をお願いしました。「マトンカレー」はメニュー表に付箋で貼ってありました。スタンダードなメニューではないようです。てもマトンカレーを見つければやっぱりマトン! 最近のスパイスカレー屋さんには珍しくあいがけのメニューはありません。好みのカレー一択のみ。 辛さはお勧めの辛さで提供するそうです。唐辛子マーク1個分が市販の辛口とのこと。私が頼んだマトンカレーは唐辛子3個。どれほど辛いのでしょうかね? 程なくして「マトンカレー」が到着。それほど時間はかかりませんでした。店主?から「ルーをかけ過ぎちゃいました。残しても大丈夫ですよ。」と一言。やった、ルーがたっぷりなのですね、ありがとうございます。喜んで全部いただきます。 マトンカレーは唐辛子マーク3個分だけあり、かなりスパイシーです。マトンのお肉も柔らかく煮込まれています。身がほぐれるほど。でもそこまで脳天にビンビン来るような辛さではありません。奥深い味わいと心地よいスパイシーさ。 ルーがたっぷりなので、遠慮なくご飯に絡めていただけました。不思議と後半はだいぶ辛さを感じるようになってきました。やっぱり辛かったのですね。汗が滲んできました。最後は別皿の副菜も全部カレーにぶちまけ、混ぜて完食しました。