荻窪のカレーの超名店『欧風カレー&シチュー専門店 トマト』さんへ。カレー専門店と思っていたら「欧風カレー&シチュー」の専門店なのですね。外観は街の小さな洋食屋さんといった感じです。 並ぶとは聞いていたのでお店のオープン30分にトマトさんへ到着。やはり行列ができていました。11:30のお店のオープン1巡目では残念ながら入店叶わず2巡目を待ちます。結局トータル1時間待ちでした。 今日は天気が良くカンカン照り。帽子を被ってくるのを忘れたので頭の上と首の後ろがジリジリ焼けます。お店の反対側の道路に並ぶルールですが、日陰もなく厳しいウェイティング状況。たまらず買い物用のマイバックを広げて頭に乗せていました。まだ夏前ですが熱中症になりそうです。行かれる方はご注意を!! 店内は思ったよりこぢんまりとしています。4人がけテーブル席1と2人がけ3、カウンター1席。町の中華やさんのように相席はしないので合計5組しか入店できません。お一人様の私も1組にカウントです。 それにしても丁寧で優しい奥様。お上品でとても素敵です。席につくなり「もう野菜トッピングは無くなりました!」とお上品に伝えられました。ショックです、まだオープンして30分しか経っていないのに皆さん野菜トッピングされてしまったのですね。 注文は外で待っている間に心に決めていた『ビーフタンカレー 3,600円』をお願いしました。もちろん野菜トッピング無しです。 【お店の説明】 カレーは香味野菜、フォンドボー、ブーケガルニ、ワインと共に渾然と溶け合ったソースをベースに、厳選した牛肉や四季折々の野菜を加えた煮込み料理です。 旨味を生かしたコクのあるソースに薬効のある4種のホールスパイスカレーをブレンドしてじっくりと一週間以上をかけて丹念に仕上げました。 しばし待って私のビーフタンカレーが運ばれてきました。カレーポットからはみ出るほどの大きな牛タン。その大きさに度肝を抜かれます。牛タン大きめカットどころではなく、牛さんのベロそのまんまな感じ。しかもその下にはもう1枚のベロが隠れているではありませんか!とんでもないタン攻撃です。 ご飯の上にはチーズとレーズン。どうやってカレーをかけようかと悩みます。でもスプーンでもほぐれるほどのタンの柔らかさ。ある程度はスプーンで切り分けます。でもやっぱりナイフが必要。カレーポットの中である適度の大きさに切り分けてライスの上にかけました。 ゴージャスなタンカレーです。タンはもちろんとろけるほど柔らかく、ふんだんにスパイスを使った欧風カレーは複雑な旨味が絡み合ってお口の中はもうパラダイスです。美味しい欧風カレーにも様々出会いましたが、これはまた独特の旨味の欧風カレーですね。ビターな感じがたまりません。 牛タンのボリュームが凄いので、ほぼスプーンひとすくいに牛タンブック一欠口にいれることができました。牛タンと上質な欧風カレー、それとご飯ととろけたチーズのハーモニーを堪能できました! 隣の御婦人が海鮮カレーを頼んでいましたが、これがまたカレーポットから大きなムール貝が数本飛び出した見事なルックス。これも写真で見たまんま! いやはや、凄いカレー体験ができました。荻窪まで足を運び、更に1時間待ったかいがありました!
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深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いているのだ!トマトの小美濃清氏が36種類のスパイスや香味野菜をじっくり煮込み丹念に仕上げた欧風カレーはあまりにも深くそしてあまりにも魅惑的すぎて気が狂うほどうまし! 訪問 2024年10月22日 場所 荻窪駅から歩いて5分 予約 なし 待ち 1時間15分 人数 3人 金額 3900円/人 注文 和牛ビーフジャワカレー チーズ入り ビーフタンカレー チーズ入り シーフードカレー メモ 荻窪にあるカレー屋。JR、東京メトロ丸ノ内線の荻窪駅南口から徒歩5分。仲通り商店街内の吉田ビル1階にお店はある。店主は小美濃清氏。1969年に料理の世界に入り資生堂パーラーにて商品開発などに携わり1982年に地元である荻窪にトマトをオープン。36種類のスパイス、香味野菜、フォンドヴォーなどを煮込んだ薬膳料理にも似た味わいが特徴。1番人気は黒毛和牛を使った和牛ビーフジャワカレー。 定休日は水曜日と木曜日。営業時間は平日、土日祝ともに11時30分から13時30分までと18時30分から20時30分までだが売り切れ次第終了で場合によっては1回転目で終わる場合もあり。ランチメニューはとくになし。席はカウンター3席とテーブル12席の計15席。個室なし。予約不可。貸切不可。子ども可。カード不可、電子マネー不可。専用駐車場なし。
連れがタンカレー、私がビーフジャワカレーを。 どちらも季節の野菜をつけたのだが、大正解。もちろんお肉もルーもおいしいのだが、それぞれの野菜の良さが、シャキッとパキッとジュワッとでてる。 煮込んでトロトロじゃない。これはまじで革命的だった。野菜を食べるカレーです。わたしにとって。
香味野菜やホールスパイスをたっぷりと使った欧風カレーのお店。 土曜初訪時はあまりの行列に断念し、金曜日に出直し。8:45でPP。5分後1名。10:30で12名。開店時で20名ほど。因みに12:10退店時は30名以上。 席数は14席あるがテーブルは相席ではないので大体8名前後で2巡目。 和牛ビーフジャワカレー2800yに季節の野菜700yを注文。 大きめのお皿にライスが盛られておりチーズが入っている。チーズが合う。欧風カレーだもんね、プラスすれば良かった。 野菜入りした和牛カレーは溢れんばかりのタップリの量。青みにジューシーな大ぶりのアスパラガス、ジャガイモ、人参をはじめ、ミニトマト、蓮根、シシトウ、筍などたくさんの種類と量の野菜が入っていて満足感高い。もちろんスプーンで切れる煮込まれた和牛肉もゴロゴロ入っていて期待を裏切らない。徒に辛いわけではなく旨味が強いルーだが終盤には額に汗がで始める。じっくり煮込まれていてもスパイスをホールで使っているだけに荒々しい刺激も残っている。 付け合わせの福神漬と玉ねぎも食べてみる。おー、玉ねぎうま!食感もいい。 満足度大。 ご主人と奥さんの2人で切り盛りされているのに動きに無駄がなく、ホスピタリティも素晴らしい。 美味しかった。次回はシチューも食べてみたい。 #82
牛タンカレーのアスパラガス付きをいただきました。 念願の全国1位評価のカレー屋さんにやっと来れました。 開店90分前に2名で来店して、ギリギリ入店可能とのこと。危なかった、、、笑 お店はご夫婦で切り盛りされているようです。 開店はGoogleに記載よりも早い18時頃でした。 入店すると、ノスタルジックな内装と大量のスパイスにまず目を惹かれます。スパイスの種類は36にわたるとのこと。 着席し注文してから、BGMのクラシックを聴きながら20分ほど待ち、お目当ての牛タンカレーが登場。 ライス、ルー共にかなりのボリュームです。ライスはチーズとレーズンがかかっています。玉ねぎの漬物と福神漬けもセット。 ルーは中央に鎮座する牛タンがやはり圧巻の迫力です。また、季節の野菜のアスパラガスを彩りを加えています。 牛タンをライスに取りナイフを入れると、ナイフが必要なのか?というくらいスルスルと切れる柔らかさ。ルーをたっぷりと絡めて一口いただくと、雪をいただいているかのようなとろけ具合、かつ旨味は凝縮されています。スパイスの香りも幾重にも施されており、口に入れた時、噛んでいる時、飲み込む時で都度香りが変わります。 ルーの器をざっと見ると野菜の種類も豊富で、パプリカ、じゃがいも、玉ねぎ、トマト、ししとう、ニンジン、ズッキーニなど彩り豊かで食感も楽しいです。 ルーは濃厚ですが複雑な味を楽しんでいると最後まで飽きずにいただけます。 さすがは最高峰のカレーと言う感じでした、、、また来ます!