【≪昭和10年創業≫築地市場の創設時代から続く老舗食堂】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は築地の『多け乃食堂』。 昭和10年(1935)創業、 GoogleMAP評価「4.0」、 某グルメサイト「3.56」、定食百名店。 江戸時代から 東京の食品流通の要を担ってきた 日本橋魚河岸が関東大震災で全壊し、 かわって築地市場が開設されたのが1935年。 …すなわち この『多け乃食堂』は築地市場開設の 当初から存在する非常に息の長い店なのです。 築地といっても 店のわずか100mほど先が勝鬨橋。 ほぼ築地のはずれのような場所です。 私が訪問した時は 外国人のバックパッカーでガヤガヤ賑わしい 「ザ・築地の海鮮料理屋」という雰囲気とも無縁で、 「昨日の團十郎はどうだった?」と、 歌舞伎談義に華を咲かせる 近所のご隠居らしい人が利用してる感じでした。 …そんなコチラ、煮魚が絶品との情報でチェックしてました♪ ■キンキ煮魚定食(ランチサイズ) …3000yen 注文したのは 好物のキンキの煮つけ。 ドス黒い煮汁がいい感じです(笑) 味はコッテリとした甘さと、 ほんのりビターで、 苦いも甘いも知った大人な味わいで最高! ホクホクとした 身肉で美味しかったのですが、 忖度ぬきに書くと ちょっと身が痩せてて細いかな。 …まぁこの「ランチサイズ」の上に、 通常サイズ(6500円!)があるので ケチらずにそっち食べてね、という意味か(笑) 味噌汁は浅利で美味でした♪ ■小マグロぶつ切 …350yen この店でマストで 注文して欲しいのが「ぶつ切」。 一般的に「マグロぶつ」とか 「タコぶつ」と呼ばれるものって ひとくちサイズのイメージですが、 普通にフルサイズの刺身が出てきます。 …「マグロぶつ」とは(哲学)? 特に赤身の方の味が濃厚で、 クオリティ高かったです。 ~あとがき~ 以上、築地市場の始まりから終焉まで 長らく見守ってきた老舗食堂『多け乃食堂』でした。 キンキはやや小ぶりでしたが、 味つけの良さは文句なしです。 冒頭で述べた通り、 観光地然とした築地の喧騒から 少し離れた場所にあり、 私の訪問時は割と静かに、 煮魚とビールを楽しめました。 ぜひお試しを
