【ハンバーグスパゲティ】 創業は1967年。ナポリタン界の重鎮・信夫健二氏が半世紀にわたり貫いてきた味を体感できる、新橋の老舗喫茶店です。 ニュー新橋ビルの1Fだと勘違いしていた期間が2ヶ月あって、ランチにギリギリ間に合わなかった…が1年近く続いて。 そして、やっと行けたと思ったら“工事中”ですからね。さすがに「あ、コレ縁ねぇわ」と思いましたよ。 あと1回だけチャレンジして、入れなかったらもう来ない。そう心に決めて挑んだ“あと1回”がこの日。ランチ終了直前。 オーダーは「ハンバーグスパゲティ」850円。自分がイートナポ氏のブログ・動画で予習しながら構築したイメージは、ひと口で粉砕されました。 誤解を恐れず感じたままに書きますけど。この「ナポリタン」、ブヨブヨなんです。 ココのパスタは茹で置きしてあって。オーダーが入ったら、パスタにケチャップ・自家製トマトソースをからめつつ炒め、ハム・玉ねぎ・マッシュルームを加えて仕上げるそうです。 で。茹で時間が長いのか、茹で置きの効果なのか、パスタが膨張しているような…。そもそも2.1ミリの太いパスタなんですけど、もっと太く見えます。 序盤は視覚情報と食感に差がありすぎて、パニック状態でした。このブヨブヨに慣れると、ようやく“味わえる”ようになってくる。 まず、総合的に味は強め。たっぷりのソースを、やわらかいパスタがごっそりからめとっているからです。 ただ、自家製トマトソースに“ミートソース”的な要素があって、ケチャップの甘酸っぱさはひかえめ。見た目よりずっとテクニカルな味です。 トマトソースで覆われた「ハンバーグ」も、食感はかなりやわらかめ。合挽きとのことですが、やや豚が強めかも。素朴で背伸びしていないカンジがとてもいい。 正直、想定より遥かに“個性的”な「ナポリタン」だったので。 “おいしいかどうか”とか“好きかどうか”とか、そういう単純な話をしてしまうと、いろんな意見が出ると思います。 ただ、“50年以上も続いている意味”とか“年季ムキ出しの店内”とか“帰り際の信夫さんの笑顔”とか、単純じゃないこともたくさんあるので。 トータル、行く価値しかねぇなと。食う価値しかねぇなと。そう思いました。 ただ、このときみたいに気張って行くのはチガウかな。日常の中でサラッと利用してこそ真価を発揮する名店。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」
Hiroshi Sasakiさんの行ったお店
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AFURI 恵比寿
恵比寿駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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Brooklyn Parlor SHINJUKU
新宿三丁目駅 / カフェ
- ~2000円
- ~4000円
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おにやんま 五反田本店
五反田駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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すごい煮干ラーメン 凪 新宿ゴールデン…
新宿三丁目駅 / ラーメン
- ~2000円
- ~2000円
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肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
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日本橋 お多幸本店
日本橋駅 / おでん
- ~1000円
- ~5000円
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丸鶏 るいすけ
西新宿駅 / 焼き鳥
- 営業時間外
- ~4000円
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香妃園
六本木駅 / 中華料理
- ~2000円
- ~3000円
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鳥竹総本店
渋谷駅 / 焼き鳥
- ~2000円
- ~4000円
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ブラザーズ 人形町本店
人形町駅 / ハンバーガー
- ~2000円
- ~2000円
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鯉とうなぎのまるます家 総本店
赤羽駅 / 居酒屋
- ~3000円
- ~3000円
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Hot Spoon
五反田駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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丸健水産
赤羽駅 / おでん
- ~1000円
- ~1000円
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自家製麺 伊藤 銀座店
東銀座駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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豚大学
新橋駅 / 豚料理
- ~1000円
- ~1000円
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立ち飲みカドクラ
上野駅 / 立ち飲み
- ~2000円
- ~2000円
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龍朋
神楽坂駅 / 中華料理
- ~1000円
- ~1000円
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麺処 銀笹
汐留駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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グリルエフ
五反田駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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魚三酒場 富岡店
門前仲町駅 / 魚介・海鮮料理
- ~2000円
- ~3000円