トラットリア・コッレ

麻布十番

1000投稿 Ryoko Date

2014/2/27

落合シェフの元から独立、トスカーナで二年の修行経験を持つシェフのレストラン、Rettyで人気の、『トラットリアコッレ』。 このお店をセレクトしたのは、お世話になったとの一言ではとても言い尽くせないワイン好きでグルメな元上司。 大切な取引先の方と三人での懇親会で訪問しました。 元上司は、シェフの料理を独立前から愛し、独立後は元のお店には行かれていないとのこと。 その想いがホールの皆様にも伝わっており、お料理は勿論、最高のサービスをして頂き、このお店を選ばれた理由が解りました。 ずっとシェフに目を掛けて応援していた姿を思うと、部下を可愛がる姿と重なり目頭が熱くなりました。 さて、お料理。 プリフィクスでシェアして頂くことに。 まずはスプマンテで乾杯し一息の頃合いにアミューズ。 鶏の燻製入りジャガイモのスープ。新ジャガの甘味と燻製のバランスが口の中で美しいハーモニーを奏でます。 ワインはシャルドネに近いオークの香りがしっかりした白を最初に。 アンティパストは、スモークした寒ブリのカルパッチョ、鶏のパテ、フォアグラとスジ煮をセレクト。 先ずは、寒ブリのカルパッチョ。脂がスモークされまろやかになり、オリーブオイルとレモンのシンプルな味付けで美味しさを引き立てます。 ワインに合い、話にも花が咲きここで既に１本空きました(^^; 赤はまず軽いプピーユから。 パテの後にお待ちかねのフォアグラとスジ煮！ スジは少しだけ歯ごたえを残しマデラ酒で煮込んで有り、フォアグラのポワレのソースとして遣うと言う憎い一品。おいしい～とマヌケな声が出ました。 プピーユがまたあっさり空に。２本目(^^; 三本目となる赤はトスカーナ、サンジョベーゼのバランスの良いものをソムリエの方に選んで頂きました。 パスタは、ブッタネスカ、カラスミのアーリオオーリオ、黒胡椒入り生クリームのフィットチーネ。 どれも美味。 三本目が空きました(^^; メインは鯛のポワレ、イチボの炭火焼き、鹿の炭火焼き。 どれもトスカーナで修行なさったお肉の炭火焼きの絶妙な火の通し方。外はカリッ、中はふんわり。 フィレンツェのレストランでの普段は想い出さない様々な場面が次々と蘇りました。 赤ワインはシチリアのしっかりタイプをセレクト。 メインに合わせ、シチリアの４本目も空きましたヽ(´▽`)/ 楽しく、まだまだ教わることだらけの為になるお話を聞けお料理、サービスも満喫出来た最高の時間を過ごすことが出来ました。 有難うございました。 お店に、取引先の方に、元上司に。