個人的に都内のイタリアンで一番です。素材を感じる料理と、明るいお店の雰囲気もプラスです。コースも良いですが、メニューを見ながら店員さんとの会話から、オススメを選んで少しずつ食べるのが楽しみです。デザートもカートから選ぶのですが、種類も豊富で質も高く、いつも2つは選んでいます。
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コースの順番が特徴的だった! ランチはお手軽に本場の味が楽しめる
情熱と美味により培われた歴史を堪能す @半蔵門 憧れのイタリアン。 20年くらい前に日本在住のドイツ人に連れて来てもらったことがある。 高級であり陽気な活気あり。当時の自分にとって初めてのイタリアンの美味に衝撃を受けたこと、今でも覚えている。 食いしん坊な中高年となった今、それがどんな風に感じるられるのだろうか。 会食の場がこのお店と知った瞬間から楽しみにしていた。 店内はあの時と変わらない。 テラコッタの床に白とピンクのテーブルクロス。 アートや調度品があちこちに飾られている。 天井はやや低めなので全体に賑やかで密度の濃いインテリアだ。 そして、楽しそうに語らうお客達とテキパキと動くスタッフの醸し出す独特の雰囲気。 恰幅の良いイタリア人が各テーブルを回って挨拶をしたり世間話に付き合ったり。この方が店主のエリオット氏だ。 店内が急に真っ暗になる。 一瞬不安になるが、灯りの止まったケーキが現れて誰かのお祝いなのだと知る。 この暗くなり方が潔い。やんわりと薄暗くなるのではなくバチンと真っ暗になるのだ。 スタッフ全員が大声で合唱。 多分イタリア語。 歌が終わると店内が拍手でお祝いムードに満たされる。 イイね。本場のイタリアンってこんな感じなのだろう。 6人の会食。 なるべく多くの種類を楽しみたいと、メイン以外は盛り合わせや取り分けでお願いした。 快く応じてくれるスタッフが頼もしい。 ◆前菜盛り合わせ カプレーゼや野菜のトマト煮、茄子のマリネなど。食べ慣れた料理が新しい美味の経験として感じられる。 仔牛肉の薄切りにアンチョビとツナのソースを乗せた前菜は超絶美味。芳醇さを伴った塩味がコクを伴って広がり、そこにケッパーの爽やかな酸味が加わる。柔らかな仔牛の舌触りとこのソースが絶妙だった。 ◆パスタ、リゾット ・サーモンクリーム フェットチーネ サーモンの風味がクリームで広がる。との力強さとフェットチーネが絶妙にバランスしていた。 ・帆立と鮑のペペロンチーノ 甘くトロリとした舌触りの帆立に鮑の歯応えが冴える。 ・ポルチーニ茸のリゾット【超絶】 この季節の贅沢品。 ストレートにポルチーニの美味さを引き出している感じだ。 クリーミーに広がる美味さの奥で繊細な米の粒の感覚を舌と歯で味わう。んー、深い。 ◆骨付き仔羊の網焼き【絶品】 食欲をそそる焼き目だ。 中はしっとり。ラムの特有の味わいを脂身の甘みが包み込むような印象。 フィンガーボールを用意してくれているので遠慮なく骨を摘んでかぶりつく。 丁寧にかつ大胆に、余すことなく美味さを楽しめる。
2023/9/27来店 都内でのワイン試飲会の帰り、予約していた『エリオ・ロカンダ・イタリアーナ 』さんへ。 飲食業界に入った頃に料理雑誌か何かで見てから頭に刻まれていたお店の名前。たまたま試飲会の会場が半蔵門だったため思い出し、伺おうと決めました。 店に入ると内装はイタリアの品の良いトラットリア。明るく落ち着いた大人のお店という感じです。 せっかくなので『プランツォ・マエストロ』を注文。泡はお店オリジナルのロゼスプマンテをグラスでいただきました。 生ハムペーストのブルスケッタから始まり、前菜の盛り合わせへ。 仔牛のトンナートソースや新鮮なモッツァレラのカプレーゼ、マグロのカルパッチョ、パテ、生ハムの入った茄子のマリネ。 とにかく料理のパワーが凄い! 全部イタリアの定番前菜なのですが、それぞれの主張がはっきりしています。 ここでカラブリア州の赤ワインをグラスでお願いし、パスタは2種類、メカジキのソースと仔牛スネ肉ラグーのクリームソース。メインは仔羊の白ワイン煮込みクスクス添えです。 最後のドルチェの盛り合わせ、エスプレッソまで美味しくいただきました。 全てにおいて大満足!本場のイタリア料理です。お料理、サービス、雰囲気はまさに「Theイタリア」ですね。 最近の新しい独創的なイタリアンも大好きですが、原点に還られる最高の時間を過ごせました。また絶対に来店します。
イタリアのVIPな皆様もよく行かれているお店、 雰囲気も良く とてもとてもおいしくて。 人気店なのも納得だった〜! 扉開けたらまさにイタリアな雰囲気。 どのお皿も素材を生かしていて。 でも食べ進むと味わいが変わってきて かなり奥が深いな、と 魚もお肉の火入れも絶妙。 素晴らしいイタリアンでした…✨