【 二八 十割、十割粗挽き】 だいたい手打ち自家製麺とか十割蕎麦とか看板にうたってても大概イマイチ、そんな経験が重なると関西の都会の蕎麦屋なんかもうええわ。と思っておりましたが、いつの間にか時代は進むもの。 固定概念に固まった自分を恥じ、はたまた勉強不足を嘆くことしきり。二、三年前に伊勢から移られてきた荒凡夫(あらぼんぷ、と読むそうです。読めなかった)をミスターKが予約、お誘い下さいました。ミシュランビブグルマンのお店です。 ツユは関東系の流れっぽいですがほんのり甘みあり。そしてよくカツオが香ります。 まずその二八の色。淡く美しいグリーンの、かなり細くそして、よく整えられた蕎麦が出てきました。エッジのやや透明な感じや、薄く見えるまばらな粒、これはもう大した蕎麦です。口に含めばツルとした食感と喉越し。いわゆる二八として、非の打ち所がなし。 次に十割が出てきます。よくぞこんな麺を打たれました、、、ほぼほぼ、二八と違うのは長さだけ。なんとも細打ちの実に美しい十割ですよ。二八と十割の差は食感を犠牲にした香りなんですが、実にこの二枚が近い!どちらもギリギリのラインで小麦、そば粉、茹で時間のバランスを取っていて恐れ入ります。 最後に粗挽き十割が出てきます。もうこれはね、噛めば噛むほど味が出るってやつで深遠なる蕎麦の地味ぶかさのワンダーランド。太麺透明つぶつぶ蕎麦。このボソッとした感じがまたいい。実に三種、個性的でありなんていうか、蕎麦劇場、蕎麦の世界ってばほらこんなに面白いんですよ、とプレゼンテーションされているようでした。3種を1.5人前で出してくれると言うのが素晴らしい。 蕎麦の前にチーズ酒盗とカモネギ焼で日本酒を。美味しい日本酒も置いてあり、パリッとしたモダンな店内でゆっくりと飲みながら過ごせるところがまた、なんとも素晴らしい。山間部の一軒家の蕎麦、なんてーのになると残念ながら車のため蕎麦一枚を集中して食べるわけですが、都会の蕎麦屋ならではの素晴らしさを存分に味わえる実に良いお店でした。 大阪の蕎麦とかほんと、イメージなかったので心底驚きました。大阪も捨てたもんやおまへん! 春ごはんキャンペーン
akira iさんの行ったお店
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肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
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シンシン 天神店
天神駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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ジャッキー ステーキハウス
旭橋駅 / ステーキ
- ~3000円
- ~3000円
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矢場味仙
矢場町駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~2000円
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かんだ やぶそば
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~4000円
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白熊菓琲
天文館通駅 / カフェ
- ~1000円
- ~2000円
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大衆割烹 三州屋 銀座店
銀座一丁目駅 / 割烹・小料理屋
- ~2000円
- ~4000円
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エル カリエンテ モダンメキシカーノ
品川駅 / メキシコ料理
- ~2000円
- ~4000円
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ハングリー ヘブン 目黒店
目黒駅 / ハンバーガー
- ~1000円
- ~1000円
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まんてん鮨 丸の内
東京駅 / 寿司
- ~3000円
- ~8000円
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シェイクシャック アトレ恵比寿店
恵比寿駅 / ハンバーガー
- ~1000円
- ~2000円
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みますや
新御茶ノ水駅 / 居酒屋
- ~1000円
- ~4000円
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豚足のかどや
なんば駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~3000円
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天すけ
高円寺駅 / 天ぷら
- ~2000円
- ~2000円
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無鉄砲 大阪店
今宮戎駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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吉宗 本店
観光通り駅 / 和食
- ~1000円
- ~2000円
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北大塚ラーメン
大塚駅前駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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春駒 本店
天神橋筋六丁目駅 / 寿司
- ~2000円
- ~3000円
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とんかつ マンジェ
八尾駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~2000円
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築地すし大 本館
築地駅 / 寿司
- ~4000円
- ~5000円