鴨南ばん

かもなんばん

予算
~2000円
~2000円
最寄駅
JR南武線 / 矢向駅 徒歩10分(770m)
ジャンル
そば(蕎麦)
定休日
毎週木曜日
045-583-7819

【果報は寝て待て Come on-a My House.               そば処鴨南ばん】  横浜市、ほぼ川崎と一体の鶴見区の住宅地の中にある一見、古風に見える蕎麦店。 その名も「鴨南ばん」  鴨南蛮は、文化年間(1804~18)に江戸馬喰町橋詰にあった「笹屋」が鴨南蛮そばを最初に品書きに加え、評判を取った。その後は、柳の下。 「鴨(穴子)南ばん」を看板に掲げた店が多く出てきたらしい。その中の一つに伊勢屋と言う蕎麦屋があったそう。鶴見の鴨南ばんが、どの「鴨南ばん」の看板を掲げた蕎麦屋の直系なのかは明示されていないが、江戸後期から今に受け継がれる流れを受け止めたい。 湘南台にも元祖 鴨南蛮の店が有るが、関係性は如何?  店は島忠ホームのそば。狭いながらも駐車場も有るので安心。訪問時は、結構混んでいた。 元気の良い娘さんが表を、ご亭主、お母さんは中。 タイミングが合わず、お店の事や鴨南蛮の事はお聞きできず。明るい家庭的な雰囲気。  囲炉裏を組み込んだテーブルが相席用で、着席。 他の客のカツ丼が美味そうで気にはなるが、鴨南ばんを食べないわけにはいかない。1,600円とやや高い。  待望の鴨南ばん蕎麦は、意表を突いた丼で出された。大きな丼の中には鬼と鯰が戯れ、外には「果報は寝て待て」と、面白く描かれている。 器の大きさに比べると、肝心の鴨南ばんの量が少なく見えてしまう。  蕎麦は二八。四角いのは仁鶴。 まあるく治るどんぶり。  二八の蕎麦は、電動石臼で店で曳かれて、手練り、くくり、延ばし、のし、包丁切りされた手打ち蕎麦。 手打ちならではの、気持ち平たい不揃いさも見える蕎麦。星が見えるのも嬉しい。 冷たい蕎麦でも食べてみたい。  かつおだしの旨味と鴨の脂が溶け合ったつゆは、甘辛く美味。長葱、三つ葉、柚子皮が風味を増す。 鴨肉は旨味を出し尽くしたものなのか、固い。 またジビエ独特の味わい。合鴨ではなかったのだろうか?鴨肉だけが好みには合わなかったけれども、美味しい「鴨南ばん」をいただけた。 ご馳走さまでした。  古くからの鴨南蛮を受け継ぐ一杯を味わい、鴨南蛮も、時と共に調理法の進化と共に変化している事を改めて知る。出汁の一つとして味が出てしまったものを出すか、ラーメンのチャーシュー的な扱いで乗せるか…  お店の創業や、鴨南蛮について尋ねたいところ。 また伺うことにする。次回は、せいろかカツ丼だな。

中島俊朗さんの行ったお店

鴨南ばんの店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

TEL 045-583-7819
ジャンル
  • そば(蕎麦)
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~2000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR南武線 / 矢向駅 徒歩10分(770m)
JR南武線 / 尻手駅 徒歩16分(1.2km)
JR南武線 / 鹿島田駅 徒歩22分(1.7km)                        

                        

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カウンター
喫煙 不可
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個室

045-583-7819