立ち飲みをこよなく愛する僕の好きな立ち飲み屋のひとつです。 まず前提条件として、僕は立ち飲み屋は雑で不便なものでなければならないと思っています。 窮屈で、せわしなくて、足が疲れて、、 だから、誰にでもオススメするものではありません。 それでも僕が立ち飲みに通うのは、肩肘張らず、リラックスして、リーズナブルに酒と肴を楽しめるからです。ゆったり座れた方が体はリラックスできますが、心は立ち飲みの方がリラックスできるのです。もちろん、肩肘張らずとは言っても立ち飲み店にだってルールはあります。中には店の流儀や細かいマイナールールがあって少し面倒臭いくらいのお店もあります。しかし、多くの場合それは立ち飲み屋という少し特殊で不便な業態の店を客それぞれがお互いに迷惑をかけずに楽しむためのルールなので、そこに縛られているというネガティブな感情はありません。カウンターから「飲み物は!?」「つまみ決まったら呼んで!」とか、「ちょっとそこ詰めて!!」とか、タメ口でガンガン食い込んでくる接客もまたそれは心地よいのです。 一方で世の中には、女子受けするような洒落た立ち飲み屋や立ち飲みらしくないこだわった高価なメニューを出す立ち飲み屋もありますが、僕に言わせればそういったものを求めている時は立ち飲み屋には行きません。普通に座って飲み食いできる店に行きます。そんなもの立ち飲み屋に求めちゃいねえっての! もちろん、たまに綺麗でお洒落だけど僕の琴線に触れるいい立ち飲み屋もあります。そういった店は一見立ち飲み屋然としない見た目やメニュー構成などをしていても、根底には立ち飲み屋としてのホスピタリティを持っているのかなと感じることが多いです。逆につまんないのは、一般的なレストラン、飲み屋のホスピタリティで単に業態だけ立ち飲みの真似事をしているお店。これはしょうもない店が多いです。ただの椅子のないレストラン。そんなに凝った料理作ってゆっくりリラックスして味合わせたいなら、立ち飲みやめればいいじゃんって感じです。 そんなこんなで前置きが長くなったので、ここから先はさらっと。 上野アメ横界隈には古くからある飲み屋が数多とありますが、昼から立って飲むならこの店が一番だと思っています。 いつも賑わっているけど、1人でふらっと飲みに行って入れないということは滅多にないです。なぜならカウンターを詰めたり、相席にしたりとでなんとか入れてくれちゃうからです。 ちなみに基本的に僕がこの店に来るときはひとり。カウンターでテレビを眺めたり、考え事をしたりしながら、飲むのが一番です。 つまみはべらぼうに美味いということもないけど、安くて安定感。若い店員さんのタメ口接客が心地いいのです。 ここは立ち飲みの入門編にして、真髄の香りをしっかりと持っている本当にいい店だと思います。
Gent hashさんの行ったお店
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麗郷 渋谷店
渋谷駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~4000円
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自家製麺 伊藤
赤羽駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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Le Monde
新宿駅 / ステーキ
- ~2000円
- ~2000円
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真武咲弥 渋谷店
神泉駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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あべちゃん 麻布十番店
麻布十番駅 / 居酒屋
- 営業時間外
- ~3000円
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MASA'S KITCHEN
恵比寿駅 / 中華料理
- ~2000円
- ~15000円
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立飲み たきおか
上野駅 / 立ち飲み
- ~1000円
- ~2000円
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北大塚ラーメン
大塚駅前駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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たけちゃんにぼしらーめん
調布駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~2000円
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山家 上野店
上野御徒町駅 / とんかつ
- ~1000円
- ~1000円
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一由そば
日暮里駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~1000円
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宇ち多゛
京成立石駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~2000円
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晴々飯店
上野駅 / 中華料理
- ~1000円
- ~2000円
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味噌麺処 花道庵
野方駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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神保町 可以
神保町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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四川料理 龍の子
明治神宮前駅 / 四川料理
- ~2000円
- ~5000円
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たんたん亭 本店
浜田山駅 / ラーメン
- ~2000円
- ~2000円
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ビストロアリゴ
神保町駅 / フランス料理
- ~4000円
- ~4000円
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洋食 大吉
浅草橋駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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中華ソバ 伊吹
志村坂上駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円