菊寿司

きくずし

予算
~1000円
~1000円
最寄駅
西武池袋線 / 桜台駅 徒歩9分(710m)
ジャンル
寿司
定休日
不明
03-3992-0560

練馬、桜台駅付近の寿司屋さん

口コミ(8)

    【町寿司の高み】 かつて、雑誌dancyuのコラム“みんなの町鮨”と いう特集がくまれ、その栄えある第一回目に颯爽と 登場したのが、こちら「菊寿司」 その記事を読み、魅了され、一人で伺い、また人を 連れ、寄せていただきと、通いはじめ、早二年半。 緊急事態宣言中は、店を閉じており、宣言が明け すぐに、電話をかけると、ひさびさに訊く、店主、 村田さんの穏やかな声にホッと一息。週末の夜の 開店時間に予約を入れ、滑りの良い引き戸をカラカラ。 やっぱりこの店は気持ちがいい。 小体な店ですが、掃除はゆきとどき、洗いざらしの ような澄んだ空気に、柔らかい物腰の大将と女将さん。 生ビールで喉をうるおし、口開けは生しらすと 白魚。しらすの滋味に舌鼓をうち、量を少なめに してもらった刺身。これが、また美味いんですが、 何といってもイカ。ねっとりとまとわりつく旨味に もちっとした弾力。このイカを食べていると、嗚呼 菊寿司に帰ってきたという感が深まる。 ここの魚は吟味された素材に、調理の妙もくわわり なんとも言えない綺麗な味がして、嫌な雑味がない。 刺しの後は、穴子を炙ってもらう。 塩、タレの二種で、皮目香ばしく、身はふっくらと した穴子をつつき、いそぎ日本酒をクイッと。 ついで、すすめられたのがいくら。 “今月までしかお出しできないので”という口上も あり、期待に胸を膨らませ一口含むと、プチンと したほどよい弾力に、醤油は濃すぎず、いくらの 持つ塩気と、凝縮された旨味にもう、うっとり。 握りは、小肌や先のいくらを軍艦で、鮪もいやな 筋っぽさや水っぽさがなく、ガス釜で炊くシャリの ほろっとした口溶けに思わず、身をよじってしまう。 そして、トロたくが絶品。香りのよい海苔、パリッと したたくあんに、脂身の甘さのあるトロが渾然一体。 巻物で日本酒をもう一本、のんびり呑み、大将と 四方山話に興じ、今宵はここらで、打ち止めに。 嗚呼、やっぱり菊寿司は最高だ… 町の寿司屋のつっかけ姿で、ぶらっと寄れる気軽さが ありながら、凛とした立ち振る舞い、仕事ぶりに ちょっとだけ背すじものびる。 ここは何を食べても芯が一本通った尊い味がする。 #練馬 #新江古田 #町の寿司屋 #店内撮影禁止

    [◀︎◀︎]巻き戻しシリーズ     ちょっと前の記憶を味わう 【町寿司というもの】 練馬駅から歩くこと暫し。 住宅が軒を連ねる中に、一軒のお寿司屋さん。 風景に馴染みながらも、凛とした佇まい。 だけど、気取らない。でも、あたたかい。 近くにある銭湯帰りに、ちょいと一杯やって 家で夕飯を済ませて、さらにもう一杯。 地元の人は、そんな粋な使い方をするらしい。 寿司って、特別なイメージあるけど 町寿司っていうのは、ハレとケ、日常と非日常 その間くらいの、面白い立ち位置なのかも。 この独特の雰囲気、素晴らしい。 まずは、黒ラベルの瓶ビールで乾杯!! この素敵な場を拵えてくれた、大先輩に感謝!! ビールのお供に二品。 身が大きく、ほのかな歯応えが気持ちよい白魚。 噛むたびに旨い蛸。 喉が潤ったところで、さっそく日本酒へ。 お店の名前が入った枡、これがまたいい。 刺身は葉蘭に乗って参上。これもまたいい。 ねっとりした旨さのイカ、みずみずしい真たこ さより、しめ鯖、石鯛、帆立、マグロ、中トロ。 どれも新鮮で美味しい!! この日の隠れた主役「ひもきゅう」。 海苔は耳から、胡瓜は顎から 噛むたびに心地好い音。これが堪らない。 ほっき、赤貝、貝柱。 どれも新鮮かつ、食感もまた素晴らしい。 芳ばしい穴子の炙り。 塩、柚子胡椒、煮詰めたタレ。 ここに代打の瓶ビール。あっぱれ名采配。 さてさて、ここからはお待ちかねの握り。 スキッとしながら、旨み詰まった小肌。 脂の乗った鯵、そして穴子を握りでもう一度。 濃厚だけど、後をひかない甘えび。 宝石のようなイクラ、弾けるような海苔の旨さ。 そして、マグロにトロ。 最後は、トロタク。 思い出すだけで、また行きたくなる。 何より、あの素敵な大将と女将さんに会いたい。 世の中が、また平和になる日まで 少し早送りとかできたらいいのにな。 あぁ、次行くのが待ち遠しい!!!! ご馳走さまでした!!!!

    【町寿司の世界】 過日の町の寿司屋。 寒さも一入、底冷えで雨もまじる三月半ば。 暮れなずみ、すべりのよい引き戸をカラカラと 開けると、笑顔の女将さんがお出迎え。 少し遅れ、大将がパリッとした白の上っ張りを 纏って、奥からカウンターに姿をあらわす。 「ゆっくりしていって下さい」という口上に あぁ… 帰ってきたんだなぁという感が深まる。 さっそく、瓶ビールを呑み、シャキシャキの 白魚に、肉厚なタコをつつき、ツレを交えて 大将、女将さんと四方山話に花を咲かせる。 酒を日本酒にきりかえ、刺身をもらう。 ねっとりとしたイカに、水気のない鮪の赤身、 とろっとした口どけの中トロ、こりこりとした さよりに、隠し包丁がはいりプリプリのタコ、 もっちり肉厚な石鯛。 この時期は貝も旬、盛り合わせてもらおう。 ほっき貝にホタテ、そして、ひもきゅう。 このひもきゅうがまた、なんとも憎い。 紐胡瓜、赤貝のヒモと胡瓜を芯とした 細巻きで、弾力のあるヒモと、シャキシャキの 胡瓜の食感の違いに、香り高い海苔の風味。 酒呑みにはこたえられない。 ここらで、穴子を炙ってもらい、山葵に 塩をまぶし、ポイッと口に放りこむ。 表面は香ばしく、なかはふっくら。 淡白な味の奥に旨味の芯があって、日本酒も 拍車がかかり、すっかり夢見心地になり握りを。 酢じめの塩梅がいい小肌に、香りよく臭みの ない鯵、穴子は二種、塩と甘さのあるツメでと 豪奢にいただいた。 ついで、ぷりぷりの海老、プチプチと弾ける いくらに、鮪は駆け上がるように赤身に始まり 中トロ、大トロ、大盤振る舞い! ガス釜で炊かれ、ふっくらとしたシャリは、 赤酢の塩梅に、一粒一粒のほぐれもよく、 ネタに寄り添う、名人芸を想わせる。 そして、しめはトロたく。これを食わなきゃ、 しめられない。ねっとりとしたトロに、沢庵の カリっとした食感が渾然一体となり、磯の香り パリッとした歯ざわりの海苔ががっぷり四つ。 あぁ… うまかった… 酒もアテも人もよし。 やっぱりここは底抜けに気持ちがいい。 洗いざらしのような、よどみのない凛とした 空気は、大将と女将さん、二人の実直なお人柄 そのもののようだ。この桃源郷でいただく アテに握り、酒は何にもかえ難い魅力がある。 町に永く根付き、つっかけ姿でふらっと行ける 寿司屋というのは庶民の味方、町の宝だ。 ここは三月の下旬から、しばし休業。 落ち着いたころに店をあけていただき、 その折には、お二人に逢いに駆けつけよう。 #新江古田 #町寿司

    【町寿司の鑑】 dancyuの「みんなの町鮨」でおなじみ。 練馬が誇る、町の寿司屋『菊寿司』 洗いざらしのような澄んだ空気がながれ、 清潔感にあふれる店内、大将と女将さんの 醸しだすゆるやかな雰囲気に、旨い寿司。 こんなに気持ちのいい店は滅多にない。 休日の夕方、予約をいれた時間にうかがい 扉をひらくと、お二人の温かい笑顔がお出迎え。 カウンター席に腰をおろし、まずは瓶ビール。 お通しの酢味噌の和えもの、雲丹がのせられた 湯葉をつつき、すぐに日本酒にきりかえる。 刺し盛りは控えめにお願いし、ねっとりと まとわりつくイカに、ぷりっとした歯応えの蛸、 脂身がさっとほぐれ、甘みを感じる中トロ。 どれも新鮮でみずみずしく、一口一口これを 丁寧にいただき呑む酒がまた旨い。 ついで、白子ぽん酢。 白子の表面に歯がはいると、ぷちっとやぶれ、 中はとろっとクリーミー。ポン酢も角がたたず まろやかで、舌でおしつぶすように味わう。 ここらで、穴子も炙ってもらう。 炙られ、皮目香ばしく、ふっくらとした穴子に 塩をまぶし、口にほおりこむと、おもわず目を つぶってしまう。 あれこれつまみ日本酒も進み、すっかり夢見心地。 そろそろ、握ってもらおう。 しめ具合のよい小肌に、もっちりとした鯛の 昆布締め、ねっとりとまとわりつき旨味の濃い 赤身、いってん、脂身が口でさっととろける 中トロ、そして、海苔の香りの高いトロたく。 赤酢のシャリは一粒一粒の空気の入りもよく 口でほどけ、ネタとすうっとなじむ。 嗚呼、至福… 温かく、ゆるんだ空気の中であれこれつつき 酒を呑み、寿司をつまむ。 これ以上、何を求められるだろうか。 #新江古田 #町の寿司屋

    【町寿司は町の宝】 ときは大晦日。 刺す風も冷たく、身をきる寒さの宵の口。 予約をいれ暖簾をくぐり、扉をカラカラとあけると 店内は暖かく、笑顔の大将と女将さんがお出迎え。 カウンター席、大将の目の前に腰をおろし、 芯まで冷えた体をあたためようと、まずは燗酒。 それを呑みながら、開幕は刺しを。 ねっとりとした繊維質のイカに、こりっとした 歯ざわりの赤貝、鉄分とほのかな酸味が一体と なり、まとわりつく旨さの鮪の赤身。 熱燗で、あれこれ刺しをつついていると 先までの寒さもふっとび、身も心もほぐれている。 ここらで、穴子を炙ってもらい、塩をまぶし 山葵をちょろっと。これで呑る日本酒がまた旨い。 そして、白子ポン酢。 歯をいれるとプチっと破れ、なかはとろっと クリーミー、角のたたないポン酢も円やかだ。 ふうっと一息、ここからは握ってもらおう。 しめ具合のいい子肌に、ふっくらとした穴子、 ねっとりとした鮪の赤身に、磯の香りが溢れる 雲丹の軍艦巻き、脂のりがよく肉厚な寒ブリ。 そして、大好きな巻物はトロたく。 兎にも角にも海苔の歯ざわり、そして香りが 素晴らしく、たくあんとネギトロのまったく ことなる歯ざわりといい、たまらない。 ガス釜で炊かれた赤酢のシャリは空気の含みも よくて、口のなかでネタの旨味を感じたころには、 一粒一粒がいい塩梅にほぐれる。 あれこれつつき酒を呑み、大将、女将さんと 大いに語らい、笑い、じつに気持ちのよい 大晦日となった。 大晦日ということもあり、家でのんびり寿司を つまもうと、持ち帰りの桶をまつ客の訪れも後を たたず、年の瀬きたりの感が深まった。 この日はカウンター席にならぶ葉蘭は二つ。 わたしと連れの分のみで、他に予約をされた 方はいなかったのかと大将に聞いてみると 「今日は大晦日で閉めるのも早いもんですから 他のご予約はお断りしております」 申し訳ないことをしたという想いと同時に、 こんなに気持ちのよい空間を、貸し切りで 満喫させていただいた感謝の想いが募って なんとも言葉にならなかった。 やっぱりここは町の宝、心のオアシスだ。 #桜台 #新江古田 #町寿司

菊寿司の店舗情報

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予約・問い合わせ 03-3992-0560
ジャンル
  • 寿司
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~1000円

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                西武池袋線 / 桜台駅 徒歩9分(710m)
都営大江戸線 / 新江古田駅 徒歩12分(900m)
西武池袋線 / 練馬駅 徒歩13分(980m)                        

                        

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利用シーン お花見・桜の見えるレストラン、日本酒が飲める

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