ゲストの友人の誕生日会をアピシウスで開きました。 予約の際にサヴールのメニューとともに誕生日ケーキも要望を伝えたところアピシウスは4320円でケーキも「おまかせ」になるようです。当日サーブされたケーキはピスタチオのムースのケーキで、とても美味しいものでした。 サヴールのメニューは <前菜>フォアグラのテリーヌ <メイン①>オマール海老のポシェ <メイン②>子羊の背肉(ただし、パイ包み焼きではない) デザートはワゴンデセール、ミニャルディーズのそれぞれワゴンから好きなだけ。 前菜とオマール海老のポシェはスペシャリテといっていいほどの素晴らしさでした。 時間の関係上、チーズを抜いてもらいましたが値段もその分割引にしていただきました。がっつり料金を払っても構わなかったのですがグランメゾンってこういうサービスがあるのもある意味魅力的だなと思いました。 「クラシックフレンチの醍醐味とは?」と考えると、歴史によって作られた重厚感かもしれません。単にお金をかけてお店を作ることはできますが、やはり積み重ねてきた信念がないとこの重厚感は生まれないし、サービスを享受する側にもパンチラインは感じられません。 変わり続けない伝統的な品質を保つには並大抵の努力ではないと感じます。きっと、水面下で必死に変わり続ける努力があってのことなのでしょう。 「昔からずっと変わらない優雅で美味しいレストラン」というのは一体都内にいくつあるのかがわかりませんが、アピシウスにはこれからも独特の優雅な時間と空間を持ち続けていただければと思います。僕自身も、何年たっても変わらずグランメゾンで楽しみ続けるには、僕自身が内面から進化し続けなければならないと思っています。 きっとアピシウスは変わらない魅力を維持するのに水面下で必死に変わり続けているのではないかと思いました。これがクラシックの醍醐味なのかもしれません。 フレンチ 誕生日のお祝いに これは絶対食べてほしいキャンペーン
