
銀座七丁目の有名なおつまみ屋「岡田かめや」の近くの地下で、大学時代の友人と寿司ランチ。¥12,000のコースであるがお値段以上の満足度である。 L字形カウンター12席を大将一人で切り盛りしているにもかかわらず、所作や目配り気配りが素晴らしい。鮨や小鉢、デザートに至るまで宜しい。 伺うと台湾とマレーシアでも経験があるという。米の仕入れ先まで久呂下話を伺った。私一人が早めに入店したので、仕事の邪魔にならない程度に会話を楽しんだ。 さて、トマトの擦り流しの酸味で口内をリフレッシュした後にアオリイカである。塩と酢橘で味を調えている。そして鰍(いなだ)、鰤(ぶり、ハマチの若魚である。脂は控えめでさっぱりしている。 北海道の甘海老は一日置いて脱水させて甘みを増す工夫がされている。 山陽盃酒造の播州一献、夏辛純米酒はスッキリした飲み口で夏に相応しい酒であった。 鮪の赤身の次に小鉢が出た。蓴菜が初夏を思わせ、山芋の歯応え、子持ち昆布の舌触り、胡瓜の嚙み応えを楽しむ。次か鯒(こち)で初夏から出始める魚で歯応えが楽しい。 写真#10は鱒之介、キングサーモンである。鮭鱒の王者である。最初は寿司屋でサーモンが出てくるのは○○(自己判断で伏せ字)だなあと遠目に眺めていたが、流石に銀座の店であった。 鳥貝は旬の終わりで、つまりは名残りの食材であるがそんなの関係ない。肉厚の鳥貝を堪能した。 そして、鰺。生姜の替わりに何やら緑が載っているが聞きそびれた。 そして、写真#13,#14は焼いた太刀魚のご飯である。上に擂り山葵を載せて出てきて、客が魚と飯を混ぜ込み写真#14のご飯にするのである。焼いて乾燥した皮と水分の残る身に塩味があり、極上の混ぜご飯であった。 続けて、トロ、コハダ、ウニ、干瓢巻きが出て、海老の出汁がとても濃いお椀。 お終いは黒胡麻のデザートでミントの葉を噛んでスッキリした。