伊達の牛たん本舗 本店

だてのぎゅうたんほんぽ ほんてん

予算
~2000円
~2000円
最寄駅
JR東北本線(黒磯~利府・盛岡) / 仙台駅 徒歩3分(220m)
ジャンル
牛タン 洋食
定休日
無休

伊達の牛たん本舗の本店に連れて行ってもらいました。さすがに本店だけあって店員さんの視線の配り、身のこなしがきちんとしております。 牛タンの元祖「味太助」の純和風のインテリアとは対称的で、イタリアンの店ですと言い張っても破綻がないほどのインテリアで、店の内装に金がかかている分だけ料理の味はどうかなあといぶかっておりましたが、それは杞憂に終わりました。肉はうまい。 この店では、メニューによっては、牛たんの肉の厚みが三択制で、薄い、厚い、極厚いのどれかが選べます。今回は、「厚い」を選んだので、あと二回来なければなりません。 仙台と仙台の近くの牛が特殊なベロをもっているワケではなくて、仙台で牛タンが名物になったわけは、「味太助」のサイトや各種の図書に説明がある通りで、一重にここが発祥の地であることと、そこに多くの競合店がひしめいて競い合いレベルを上げて行ったことが、牛タンが仙台の名物になったという理由である。 振り返ってみると、その地で取れたものが名物になっているものもあるが、それは例外的に少なく、大抵の場合はその土地の人々が切磋琢磨して築き上げたものだということに驚く。江戸前の寿司や天ぷらというが、東京湾で上がった魚や貝だけでは寿司屋、天ぷら屋は商売ができない。ラーメンなんかはその土地でないと取れないものが材料になっていることはまずない。要するに、料理を食べ、それを愛でるということは料理人の技(工夫)や腕(実行力)、料理の歴史(試行錯誤と競争の積み重ね)、料理の文化(それらの辿り着いた極み)を評価、堪能しているということになる。 仙台の牛タンは、肉を切って焼くだけだと思ったら大間違いであって、切り出す肉の厚み、肉の形、肉への切り込みの入れ方が店によって違うのだ。牛のベロを単純に輪切りにしただけでは、牛タンはできない。箸にとってよく観てみるが良い、肉の一片一片に細かく切れ目が入っている。切れ目の深さ、切れ目の間隔、切れ目の方向によって、歯応えや食感が丸で違ってくるのは自明であろう。試しに、近所の焼き肉屋の牛タンを思い出してみるがよい。ちょっと厚めの肉だと噛み切れないくらいに歯応えがある。仙台の牛タンは、普通の焼き肉屋のそれの二倍から三倍くらいの厚みがあるのに噛み切れるではないか。 一緒に供されるテールスープにも秘密がある。 と、ここまで書いて来て眠くなったのですみません。おしまいにします。

Hitoshi Tanakaさんの行ったお店

伊達の牛たん本舗 本店の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

ジャンル
  • 牛タン
  • 洋食
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~2000円
クレジットカード

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR東北本線(黒磯~利府・盛岡) / 仙台駅 徒歩3分(220m)
仙台市営地下鉄南北線 / 五橋駅 徒歩6分(420m)
仙台市営地下鉄東西線 / 宮城野通駅 徒歩6分(480m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

47席

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

サービス・設備などの情報 修正依頼

お店のホームページ https://www.dategyu.jp/