【直近感動メシ！ガチ感動モノの新店！魚介の風味と動物系のコク深さのスマッシュヒット醤油との邂逅】 さて閑話休題の直近感動メシです。最近、何かと亀戸行きがちですが、今回も先々週の金曜日にお邪魔した亀戸にある話題の新店「らぁ麺 花筏（はないかだ）」さんになります。今月からまた働き方が大きく変わった訳ですが、金曜日が緩めなのは変わらず。会議等が入らなければ実質お休みになりました。まぁ日曜は完全に出社になんですが…とは言え最近金曜恒例となっていたラーメン課題店巡りが続けられそうなのは何よりです。そしてコチラは、金曜を前にたまたまRettyのTLで流れてきたのを見て、その余りに美しいビジュアルから「行くっきゃない」と、即ブックマーク！金曜になり早速、車で向かう事に。 場所はJR亀戸駅か東武亀戸線（この路線、何気に初めて知った…）の亀戸水神駅から、どちらも徒歩10分程。亀戸駅からだと京葉道路を千葉方面に向かい、丸八通りを南下した通り沿い。創業は去年9月とまだ1年も経っていない、まさに新店ですが早くも話題になっていて食べログも3.68とかなり高評価！そもそも店主は味噌ラーメンの人気店「ど・みそ」の京橋本店出身だそうですが、「ど・みそ」とは全く違う機軸のラーメンを出し人気を誇っているとのこと。実際お店に着くと、13時過ぎでしたが4人待ち。店が入るのはかなり古めかしい雑居ビルというか集合住宅というか。そこに似つかわしくないシックな黒塗りの外壁に柔和な雰囲気のロゴがあしらわれた白い暖簾がまたオシャレかつちょっとした高級感。並びの列に着くと、丁度人の入れ替えタイミングだったのか5分ちょいの待ちで店内に入る事が出来ました。 店内はやや薄暗くやはりちょっと高級な焼鳥屋さん的な雰囲気でカウンターのみ8席。入ってすぐ右に券売機があります。メニューは醤油か塩のみで最近には珍しくつけ麺は無し。それぞれ、全部盛り的な特製、ワンタン麺、チャーシュー麺、ワンタンチャーシュー麺から選べます。今回は毎度変わらずな感じですが「特製らぁ麺醤油」（1400円）の大盛（150円）とシンプル目でお願いしました。L字カウンターの1番端にご案内頂きました。ご夫婦かしら、お二人で切り盛りしている感じで接客もとても丁寧で良い感じ。調理をしているご主人も凄くお客さんを気にかけている感じがとても好印象でした。 調理自体も丁寧さが伝わってくるライブ感を楽しみながら待つ事10分弱で着丼！もう見た目から絶対美味いやつやん！具材の構成は今時っぽくもありつつシンプルだけど質実剛健な雰囲気で、大切りのチャーシューは異なる部位の2枚、ワンタン2つ、煮卵に何だか映えるのがセンターの黒メンマ。青ネギも何だか彩りとして生きてますねー。早速スープから頂くと…うんんんまああぁぁーー！！衝撃の美味さ！！魚介系が全面に来つつも動物系が下支えになって回避不能なパンチと言った感じの旨味ラッシュ！前回の「多久味」はサッパリ系の良い抜け感だとしたら、コチラは後味のパンチ力がズッシリと光り、それでいて醤油のキレも鋭くしつこくない気持ち良い余韻がたっぷり楽しめる感じ。何でも醤油は11種混合というこだわりっぷり、いや極上すわ。麺は三河屋製麺の中細ストレート麺で少し角張った麺は食感も良くフンワリ小麦の香り、スープとの相性もバッチリですが、むしろ主役はスープと言わんばかりに引き立て役になってくれる感じ。スープの美味さが本当に素晴らしい。 具材もこだわり尽くしで、チャーシューは吊るし焼きと豚バラの2種類。吊るし焼きはスモーキーかつジューシーで存在感抜群、バラは脂身多めで肉そのものの味わいを楽しめる仕様に。お肉自体も林SPFポークを使っていて、そもそも美味しいし、バラはスープの旨味が染み込んでいて美味い！具材の2番手、ワンタンも海老と豚ひきの合挽きでフンワリ食感の皮には、やはりスープが染み込み、その魚介と海老の甘味が絶妙マッチング！そしてメンマがね、最高に美味しかったのよ。恐らく自家製。あらゆる旨味要素が揃った丼の中にあって唯一と言っても良い強目の酸味がメンマの甘味と共に染み出して決して支配的にもならず、完璧に近い調和を与えてくれるような存在感。次回は絶対トッピングで追加しようと思わせてくれる美味さでした。スープ、麺、そして具材と、更にそれぞれを掛け合わせて食べるハーモニーに酔いしれながら、まさに無我夢中で貪り続けてあっという間に完食！名残惜しくスープに残った具材を掬いながら最後まで楽しみました。例えば同じ亀戸の「ふじさき」はやはり値段のハードルがあるので、またすぐ行こうとは中々ならないけど、コレで1500円程度と考えるとまた行きたくなる仕上がりはコスパ含めてまさに感動モノです。絶対またすぐ行きたいと思ってます！ご馳走様でした！
じんわり広がる旨味と香ばしいチャーシューが魅力の進化系ラーメン
落ち着いた和の雰囲気ただよう店内で、丁寧に作り込まれた塩と醤油のらぁ麺が味わえるお店。鶏や魚介などを重ねた深みのあるスープは、表面を覆うオイルと合わさることでまろやかで奥行きある味わいに。特に塩味は角がなくやさしい甘みが際立ち、各種チャーシューの香ばしさやジューシーさも絶品。三河屋製麺のしなやかなストレート麺がスープによく絡み、ワンタンや味玉、メンマなどのトッピングも高評価です。盛り付けやスープ、具材のひとつひとつに店主の技と思いが込められ、食べ進めるごとに味の変化が楽しめます。丁寧な接客も好印象で、最後まで満足できる一杯に出会えるお店です。
