蕎心

そばこころ

予算
~2000円
~1000円
最寄駅
東京メトロ千代田線 / 根津駅 徒歩1分(47m)
ジャンル
そば(蕎麦) 焼き鳥 テイクアウト 居酒屋
定休日
毎週水曜日 毎週木曜日
03-5842-1433

蕎心(そばこころ)@根津! 現在の東京より人口も面積も1/10程度であったにも関わらず、江戸には3700軒ほどの蕎麦屋があったという。 江戸時代当時の日本人は一日二食が一般的で、蕎麦は中間食の位置付けだったらしい。 現在のようなガスがある訳でもなく火力も弱いので、蕎麦が茹で上がるまでに少々時間がかかる。 だから、それをいい事にその間に簡単な肴で酒の一合や二合を呑りながら待つ。 これが蕎麦前の始まりである。 神田まつやの焼き鳥、今は亡き池之端藪蕎麦の鴨ぬきなどは、最高の蕎麦前の肴だった。 蕎心の店主は、その神田まつや、池之端藪の両店で修行経験があり、酒のラインナップも流行りの吟醸酒から骨太な燗酒まで多数揃っている。 (現在は残念ながら、酒の提供は無し) 現在の東京の蕎麦屋から消えてしまったメニュー「淡雪」があった。「巣ごもりそば」もメニューに見えた。 どちらも池之端藪蕎麦の看板メニューであった。 淡雪@1040円! 江戸発祥の蕎麦と言われ、玉子を淡雪の如く泡立てたものが蕎麦の上にかかっている。 春先に思いがけず雪が降り、膨らみかけた木の芽やつぼみをふっくらと白く包み込む様から、趣きのある「淡雪」という名称が付いた。 昔は玉子のクセが強くそれを消すために、青海苔やもみ海苔を加えて「磯雪」という名の蕎麦もあったようだ。 蕎心では名古屋コーチンの新鮮な玉子を使っている。 イヤなクセはなく、ふわりとした柔らかな口当たりながら玉子の濃厚で凝縮した旨味も感じる事ができる逸品だ。 あまりに淡雪が美味しく食欲が増してきてしまったので、とんかつ丼(かつ丼)を追加してしまった。 肉厚なとんかつにカエシと玉子が絡み、あつあつのご飯と共に掻き込む。 中間食であった蕎麦屋で満腹になるとは、江戸時代の人からみたら、なんて無粋なのだろう。 令和禁酒法下の慰めで、許していただきたい! 蕎麦が茹で上がる前に一献。 令和の現代に比べ、江戸時代の庶民の方が遥かに豊かである。

Akira Sugiharaさんの行ったお店

蕎心の店舗情報

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予約・問い合わせ 03-5842-1433
ジャンル
  • そば(蕎麦)
  • 焼き鳥
  • テイクアウト
  • 居酒屋
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~2000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                東京メトロ千代田線 / 根津駅 徒歩1分(47m)
東京メトロ南北線 / 東大前駅 徒歩12分(890m)
東京メトロ千代田線 / 千駄木駅 徒歩12分(960m)                        

                        

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