寿司赤酢 本店

すしあかず ほんてん

予算
~60000円
-
最寄駅
JR山手線 / 新橋駅 徒歩3分(220m)
ジャンル
寿司
03-6263-8873

じわじわと店舗を増やしている赤酢。もともとの創業は大阪だが、銀座店が本店となっているようだ。場所は八丁目の金春通り沿い。久兵衛のすぐ近くというか2軒隣ぐらいのビルの3階。1階には燻製料理で有名な煙事が入る。エレベータを降りると「赤酢」の文字。暖簾は左手にかかる。右側はトイレ。左の引き戸を開けると長いカウンター。おおよそ9人ぐらいが座れるようだ。 最初の前菜がわりの一品はじゅんさい。土佐酢のジュレとともに。スッキリと口の中をリセットしてくれる最高の一品。6月はじゅんさいの季節だよね。 2品目から握りが始まる。まずは挨拶代わりの「中トロ」。その濃厚さもなかなかのものだが、びっくりするのが赤酢のシャリ。かなり立ってる。酸味も十分、程よい歯ごたえ。この酸味の強さは脂の乗ったネタによく合う。3品目は「赤身のヅケ」。上に乗るのは福井産の地ガラシ。この触媒があるからか、ちょっとした香ばしさが口の中に広がる。3品目は「大トロ」。なんとマグロ3連発だ。このシャリはマグロによく合う。 途中で出されたガリは2種類。どちらも美味しい。加えて「しゃくし菜漬け」も。このしゃくし菜漬けは酸味と旨味のバランスが良くてどんどん食べられてしまった。 握りは小休止で、でてきたのが「長崎産、黒あわびの酒蒸し」。下には肝ソースがたっぷり。こちらをつけて食べてくださいということだったが、どう考えてもソースのほうが多い。と思ったら、残ったソースに、シャリとウニを乗せて、追いソース。これはめちゃくちゃ贅沢だ。加えてこのソースが美味い。バターを使っているのだろうか、和食というよりも少しフレンチのような味わいだった。 さて、握りに戻って、「熊本産のコハダ」。光り物とこのシャリの相性は、、と危惧していたが、絶妙なバランスだ。コハダの酸味よりも旨味が引き出されるところが不思議だった。続くのは「神奈川産のイシガレイ」。熟成によるうま味がにじみ出ている。 ここで茶碗蒸しの登場。なんと「梅水晶の茶碗蒸し」。珍しいよね。ふんわり柔らかく仕上げた茶碗蒸しを食べると、梅水晶のコリコリとした食感がアクセントになるという構成。 またまた握りへもどって、「鹿児島のアジ」。そして「キンキのしゃぶしゃぶ」。一口でお召し上がりください、とのことだったが、ふわふわのホロホロで食べるのが難しい!「愛知県産の本ミル貝」の握り、「銀鱈の西京焼き」と続く。つまみと握りが交互に出るスタイルは飽きさせなくていい。 そろそろ終盤。「天草の車海老」、「対馬のアナゴ」で、握りは終了。最後の巻物は「トロたく」か「ねぎとろ」を選べる。また、トッピングでウニorイクラorキャビアも選択できるということだったが、シンプルにトロたくをお願いした。全部のせにしたら、どんな見た目になるんだろうか。 追加のネタがいくつかあったので、気になったイワシを頂いて。最後のデザートはタピオカのわらび餅を頂いてごちそうさま。 赤酢のシャリはかなり特徴があるので、人によって好みが分かれると思う。個人的には脂がよく乗った魚との相性が非常に良いと感じた。また、食感が独特(少し芯を感じる)なのも気になる人は気になるだろうな。 接客を含めて、すごく温かい空間で気持ちよく食事ができたのが印象的。いい店見つけてしまったな。 銀座で寿司 赤酢のシャリ

Shingo Inoueさんの行ったお店

寿司赤酢 本店の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

TEL 03-6263-8873
ジャンル
  • 寿司
予算
ディナー
~60000円
クレジットカード
  • Amex

住所 修正依頼

住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR山手線 / 新橋駅 徒歩3分(220m)
都営大江戸線 / 汐留駅 徒歩5分(340m)                        

                        

03-6263-8873