「来月ロオジエだし肩(舌?)慣らしに本格的な料理とワインを飲んでおこう」ということで”前哨戦”として選んだ店が銀座のアルバスでした。2年ぶりくらいの訪問です。 ★★アルバスってどんなお店か★★ ここは知る人ぞ知るワインで有名なお店です。ここに来られるお客様はワイン目的が多く、その理由はアピシウスのソムリエが独立したお店で、そのソムリエの方のファンが集まるようです。ですので、一人で来店されカウンターで楽しむ方やテーブル席でワイン仲間と楽しむ方、奥の個室席で親密に食事をされる方など、お店の席数はこじんまりとしているものの多種多様な楽しみ方があります。 僕がこの店を「銀座らしい」と形容するのは、歴史を感じるからです。お店がオープンして12,3年でしょうが、ここに来られるお客様はかつてのアピシウスからのお客さんだったり、その他にも色々なお店やワインを楽しんだ末に行き着いた店がアルバス。 お客さん個人個人に歴史があるため、お店の楽しみ方やお酒の飲み方、ゲストとの関係性、各々にどっしりとした土台があるので数年ぶりに訪問をして「やっぱりこれが銀座だよな」なんて思いました。 ★★料理について★★ ワインだけではなく、食事も立派な魅力になります。コースメニューは2つありプレジール(10500円)とデキュタシオン(13000円) プレジールはアミューズ、前菜、魚、肉、デザート、プティフールとなりメインディッシュの前にもお口直しがあり、かなり本格的です。 デキュタシオンは前菜が2種類になります。 この日は朝から何も食べていなかったのでプレジールでお腹いっぱいになるか少し不安でもありましたがかなり満腹でした。 際立っていたメニューはメインディッシュの魚と肉。それぞれ大イサキのポワレ、宮崎県産キジの胸肉とモモでした。 料理の香りや余韻も素晴らしく味の引き出し方が最強でしたね! ゲストの方はお酒があまり飲めない方ですが、ノンアルコールカクテルも用意していただけますし、ソムリエとワインが売りの店ではあるかもしれませんが料理ももっと評価されるべきお店だと思います。 ゲストとの会話も弾んで、とてもいい思い出になりました。また行きたい!
